2012年度『ニッキン賞』表彰

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東日本大震災復興支援プロジェクト「東北・夢の桜街道」運動の事務局を務める青梅信用金庫(森田昇理事長)で2月27日、2012年度「ニッキン賞」の表彰式が行われた。日本金融通信社の水嶋久和社長が森田理事長に賞牌と副賞(50万円)を贈呈。東北6県、東京都、JR東日本、全日本空輸、全国信用金庫協会らで構成する「東北・夢の桜街道推進協議会」の設立に奔走し、事務局となって官民連携の復興支援をけん引する同信金を顕彰した。運動の柱は全国から東北に交流人口を呼び込むこと。国土交通省も特別委員で参加するほか、信金業界も211信金が賛同。交通・旅行各社が「東北・夢の桜街道」を商品化するなど運動の輪は広がっており、金融機関の社会貢献活動の模範になると評価した。森田理事長は「心から感謝申し上げます。この受賞を機に、さらに活動を深めていきたい」と語った。

青梅信金の「東北・夢の桜街道」

水嶋本社社長(右)から賞牌を受ける森田理事長(左)。奥は同席した藤木重敏常務(2月27日、青梅信金本店)

復興支援の輪 拡大をけん引、旅行各社が相次ぎ東北ツアー発売


青梅信用金庫理事長
森田昇氏

青梅信用金庫理事長 森田 昇氏

授賞理由

青梅信用金庫は2007年に「美しい多摩川フォーラム」を提唱、「住みやすく、活力ある地域づくり」に取り組んでいます。
また、東日本大震災後には「美しい山形・最上川フォーラム」に連携・協働を呼びかけ、震災復興支援プロジェクト「東北・夢の桜街道~桜の札所・八十八カ所巡り」運動を提唱。行政当局や鉄道・航空・旅行業界、信用金庫界などとの連携で、「東北・夢の桜街道推進協議会」を発足し、事務局となって復興支援に取り組まれています。金融機関の社会貢献活動の模範として高く評価されます。

ニッキン賞規定抜粋

一、 目的

金融機関が国民大衆とともに発展していくため、金融機能の開発、経営の合理化などへの貢献、社会貢献活動、行職員の称賛に値する善行などを顕彰し、奨励することを目的とする。

一、 表彰の対象

  1. 新しい金融商品・サービスを開発、顧客に大きな利便をもたらす行為
  2. 事務システムやサービスの品質向上、新しい機械化システムの開発など、経営の合理化に寄与する行為
  3. 公共機関として正しい姿を国民大衆に啓もうし、率先垂範する行為
  4. 研究や論文、提言などが、賞の目的に合致する顕著な成果につながったと認められる行為
  5. 社会奉仕活動、防犯活動、災害救助活動など社会的貢献が顕著な行為
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