月刊金融ジャーナル2025.5
月刊金融ジャーナル2025.5
『顔』
スペースワン 豊田 正和 社長
『サステナブルチャレンジ』
クイズで学ぶサステナビリティ
【第四北越フィナンシャルグループ】
定期購読料金 (年13冊・金融マップ含む) |
年間13,200円(税込み、送料込) |
単号1冊 |
1,100円(税込み、送料別・1冊:100円) |
第I特集 再生デザイン力 取引先復活への道筋
コロナ関連支援の終了で事業継続が難しい企業が増えるなか、金融機関ではその成長性を見極め、取引先復活のための道筋を描く機能がこれまで以上に求められている。
折しも、2025年3月に早期事業再生法案が閣議決定され、現国会において審議の途上にあるなど、企業再生をめぐる環境整備は一歩踏み込んだ段階に移った。地域企業の活性化に向け、法的整理、私的整理を含む選択肢を用意し、どう再生に導いていくべきか。
債務超過や赤字に苦しむ取引先に対して、金融機関が取り組むべき抜本的対策について、行政、関連支援機関の視点も踏まえ多角的に検証したい。
- 必要な視点 Interview
中小企業庁 事業環境部 野澤 泰志金融課長に聞く
「限られた人材で再生支援する工夫を」 【編集部】
- 負債リストラ
ゼロゼロ融資の検証と今後の支援の在り方
【一橋大学経済研究所 植杉 威一郎】
- 自治体連携
早期・親身に対応できる体制を構築
【産業能率大学 新井 稲二】
- 私的整理
早期事業再生法案の経緯と現状
【中央大学 山本 和彦】
- 再生系サービサー
サービサーの機能と今日的課題
【全国サービサー協会 町田 正幸】
第II特集 2025年度版 主要18業種分析 目利きのポイント
トランプ関税、物価高、人手不足の影響を見る
2025年度の世界と日本の金融経済市場は、米国トランプ政権による輸入品への関税政策「トランプ関税」で大揺れのスタートとなっている。企業活動や家計の消費行動では、2024年から続く物価・資源高、人手不足による人件費高騰、そして日本銀行の政策金利引き上げに伴う金利上昇の影響も強くなっている。2025年度の経済活動の先行きを考えるにあたり、主要18業種の分析と展望を各業界のアナリスト、専門家に解説してもらった。
(1)食料品(2)飲料品(3)自動車(4)化学(5)鉄鋼・非鉄金属(6)機械(7)建設(8)卸・小売り、スーパー(9)物流・運輸(10)産業廃棄物、リサイクル(11)不動産(12)情報通信・IT(13)パチンコ、遊技(14)医療、福祉・介護(15)宿泊(16)外食・飲食サービス(17)学習支援・塾(18)銀行
【SBI証券】【山田コンサルティンググループ】【(株)日本総合研究所】【大和証券】【福祉医療機構】
ランキング 【編集部】
- 全国銀行の国債保有比率(2024年9月期)
熊本銀行が82.6%で首位
潮流
- 『倒産の真相』
「後継者難」倒産、過去2番目の多さ
【東京商工リサーチ 坂田 芳博】
- 『スタートアップと創る未来』
今求められる本気の取引、「ベンチャークライアントモデル」
【デロイト トーマツ ベンチャーサポート 木村 将之】
- 『オーバーバンキングの深層』
銀行店舗数とオーバーバンキング
【ユバスキュラ大学 代田 純】
- 『年金ライフプラン』
「年収の壁」を意識した就業調整は合理的か
【大妻女子大学短期大学部 玉木 伸介】
- 『生活創造時代』
経済的な不安を解消するために必要なこと
【生活経済学会 村上 恵子】
- 『SENSEreading 2025』
傾聴して待つ「本業支援」
【センスクリエイト総合研究所 藤原 裕之】
- 『生成AI×金融』
金融機関における生成AI・AIデータ活用の現在地
【金融データ活用推進協会(FDUA) 小川 幹雄】
第一線
- 『中小企業支援ケーススタディ2025』
経営者の“気づき”と“行動変容”
【エフアンドエム】
- 『地域産業を興す』 岐阜県
東海エリアにおけるボトムアップ型新規事業開発
【OKB総研 長瀬 一也】
TOPIC
- 地方銀行 人的資本経営 開示ランキング
【RAF研究所 大山 剛】
ヒストリー
- 『あの日あの時』
「ニューヨーク事件」の経験
【関西みらい銀行 社長 西山 和宏】
- 『再発見! ニッポン金融経済史』
長州藩の越荷方と地域経済(下)
【東京大学史料編纂所】
オピニオン
- 『今日の問題』「SNSの『炎上』」
リスクを管理し信頼を醸成するツールに
【帝京大学 吉野 ヒロ子】
地域とともに
第284回
埼玉りそな銀行 福岡 聡 社長に聞く
共創社会のハブとして社会課題解決に全力
特別インタビュー
- 事業生むリスクマネーの供給を
「官」から「民」へ、転換促す起爆剤に
【スペースワン 豊田 正和 社長】
その他
- 『ブックレビュー(1)』
- 『Dataは語る』
- 『ブックレビュー(2)』
- 『申し込みのご案内』
- 『バックナンバー』(2024年11月~2025年4月)
- 『クリエート』
拡大する富裕層
- 『次号予告』
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