HOME > ニッキン本紙ダイジェスト > ニッキン最新号ダイジェスト

ニッキン最新号ダイジェスト(2026年8月28日号)

主な記事

2026年8月28日号1面 銀行界、利益分配の株主傾斜続く、地域銀行も“50%還元”

  • 経営

 過去最高益の更新が相次ぐ銀行グループ(G)で、株主還元の厚みが増している。大手行Gの株主還元額は、2025年度に3兆4072億円に達し、2024年度比8628億円(34%)増加。2019年度から3倍に拡大した。地域銀行も、当期純利益に占める株主還元額の割合を示す「総還元性向」が50%を超えた。株価などを意識した経営が浸透し利益分配で株主を重視する傾向が強まっている。

 2025年度決算に基づく日本銀行の調査・分析によると、大手行Gの配当額は2兆1806億円と同4289億円(24%)増え…

2026年8月28日号3面 ドコモFG、ショップで口座開設支援、196店から順次拡大

  • 経営

 NTTドコモ・フィナンシャルグループ(FG)は8月21日、傘下に置くドコモSMTBネット銀行の口座開設支援事業を全国のドコモショップ196店で開始した。銀行代理業の許可、あるいは金融サービス仲介業の登録を受けた販売代理店のスタッフが対面で口座開設や銀行アプリの利用などをサポートする。

 ドコモショップ丸の内店の支援事業開始イベントに出席した同行の円山法昭社長は…

 【写真】ドコモショップでの銀行口座開設支援の開始を発表した廣井孝史・ドコモFG社長(右から2人目)と円山法昭・ドコモSMTBネット銀行社長(同3人目)ら(8月21日、ドコモショップ丸の内店)

2026年8月28日号2面 金融庁、監査法人にマネロン指針、リスク管理不備 是正も

  • 法令制度政策

 金融庁は、監査法人向けのマネーロンダリング(資金洗浄)対策ガイドラインを策定した。暗号資産などの普及で国際送金の手法が多様化し、テロリストや犯罪組織への資金の流れも複雑化する中、モニタリングを強化する。国際的な基準であるリスクベースの管理態勢の整備を監査法人に促す。

 金融活動作業部会(FATF)による第5次オンサイト審査を2028年6月に控え、公認会計士や監査法人がマネロンに悪用されないための具体策を明示。対応が不十分で問題があると認められた場合には…

2026年8月28日号3面 西京銀行、決済手数料「ゼロ%」へ、10月開始の地域通貨

  • ネット・システム
  • 為替・決済

 【広島】西京銀行が10月から開始するデジタル地域通貨「さいきょうPay」に関し、加盟店決済手数料率を「ゼロ%」とする方向で検討していることがわかった。加盟店にとって魅力的な条件を用意する方針で、当初予定していた「1%程度」からのさらなる引き下げを視野に入れる。

 松岡健頭取がニッキンの取材に答えた。松岡氏は、決済手数料率ゼロ%が実現すれば「(飲食業やサービス業などが)加盟店登録する際のハードルはほぼない」とみる。このほか…

2026年8月28日号4面 三井住友信託銀行、企業オーナー戦略強化、2027年度は専門人員倍増

  • 人事施策

 三井住友信託銀行は、営業店を起点とした富裕層戦略を強化する。個人向け営業の富裕層専任者「ウェルスコンサルタント(ウェルコン)」を、2027年度に足元の14人から倍増する計画。富裕層の中でも特に取引拡大の伸びしろが大きい企業オーナーに焦点を当て、専任者が集中的かつ高度な提案をする。

 ウェルコンは「個人事業のリレーションシップマネジャー」(個人企画部)として、2026年4月に新設した。高レベルの社内認定制度保有者やプライベートバンキング(PB)経験者を任命し…

 【写真】池袋支店でウェルスコンサルタントを務める財務相談課の担当者(7月21日、三井住友信託銀行本店)

2026年8月28日号5面 ちゅうぎんFG、「生物多様性」へ官民連携、金融商品の投入も

  • 地域貢献

 【広島】ちゅうぎんフィナンシャルグループ(FG)は、傘下のコンサルティング会社が持つ知見やノウハウを生かして、生物多様性の保全に取り組む。岡山県内の地方公共団体や企業の理解も得ながら、活動を地域全体に広げる考え。関連する預金・融資商品を投入する準備も進めている。

 傘下のCキューブ・コンサルティングは6月、岡山県と業務委託契約を結んだ。環境省から自然共生サイトに認定された同県和気町にある…

 【写真】生物多様性に関するイベントで有識者の意見交換に参加した武田憲和・ちゅうぎんFG上席スペシャリスト(左から2人目、7月29日、岡山市内)

2026年8月28日号5面 京都FGのM&A子会社、累計で200件の支援、他行連携 ハブ機能強化

  • 取引先支援

 【大阪】京都フィナンシャルグループ(FG)のM&A(合併・買収)支援専門子会社・京都M&Aアドバイザリーが、2025年7月の開業から1年を迎えた。2026年6月末時点の支援実績は累計約200件。銀行系の信頼性と情報力を背景に、事業承継型M&Aから上場企業向け案件、買収後の統合作業(PMI)支援まで領域を広げている。

 同社は、グループの京都銀行が2001年から展開してきたM&A支援事業を強化する目的で設立。役職員数は当初26人だったが…

 【写真】ミーティングを行う(左から)企業戦略部の高見研次部長代理、石川紘平部長、田中基義社長(7月15日、京都M&Aアドバイザリー)

2026年8月28日号6面 新潟県内3信金、DX伴走へ共同システム、事業者の「第一歩」後押し

  • ネット・システム
  • 取引先支援

 【新潟】新潟信用金庫、長岡信用金庫、三条信用金庫の新潟県内3信金は、10月にも取引先事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援で、共同の診断システムを稼働させる。ヒアリング項目や各信金が持つ企業情報などをAI(人工知能)で分析し、課題や取り組みの優先順位を事業者に還元。DXへの着手を後押しし、各信金の伴走支援にも役立てる。

 「DXに向けて、何から手を付ければ良いか分からない、というのが中小事業者のリアルな声」(長谷川宗克・三条信金常務理事)。システムの活用で…

 【写真】システムを通じた取引先課題の「可視化」を学んだ合同研修(8月21日、三条信金研修所)

2026年8月28日号16面 徳島信金、“売らない”ロープレ、姿勢変革 傾聴力高める

  • 人事施策

 【高松】徳島信用金庫(徳島市、小濱一夫理事長)は、セールス力ではなく傾聴力強化を目的にしたロールプレーイング大会で得意先係を育成する。審査項目は情報収集や話題の展開方法など。顧客役には「事業承継に関心がある」など“裏設定”を用意し、会話を通じて顧客の課題に気づけるかもみる。

 同信金は「一番相談しやすい金融機関を目指そう!」を掲げ、その具体策として2025年度下期からロープレ大会を始めた。小濱一夫理事長は…

 【写真】顧客役(右)の悩みを聞き出す出場者(7月7日、徳島信金本店)

2026年8月28日号18面 大光銀行巻支店、「最重要法人」への訪問貫徹、貸出金2.5%増 78億円に

  • 営業店

 【新潟】大光銀行巻支店(高崇支店長=行員10人うち渉外4人。嘱託1人、パート2人)は、「最重要顧客」と位置付けた取引先事業者への定期訪問を貫徹し、資金需要や運用ニーズなど情報収集を拡充。法人営業や預かり資産担当者らの同行訪問・提案営業につなげ、2026年3月末の貸出金残高が77億9300万円と、前年同月末比1億9500万円増加(2.5%増)した。

 同月末の預金残高は186億7100万円で同4億4800万円増(2.4%増)となった。
 大光銀行では2025年度下期から…

 【写真】まき福祉会で打ち合わせをする(左から)西川由莉マネーアドバイザー、同会の大滝雅一理事、高崇支店長、法人営業担当副長(7月29日、新潟市)

社説/ニッキン抄

学び (13面)

社会変化に対応するFPの効用 [9] 2026年の変更点(1)
経済価値ベースのソルベンシー規制
作る・保つ・引き継ぐ 人脈の作法 [9] 地域イベントでの動き方
不祥事解決に立ち向かう [21] 部門ごとの役割 ~人事部門~
私のターニングポイント(119) 渡邉 迅人・浜松いわた信用金庫 ソリューション支援部 新産業創造室調査役(上)
挫折が育てた不屈の精神、行動で開いた海外への道
※「学び」の連載企画は過去分も含め、「ニッキンONLINE」でご覧になれます。

資産運用・管理 (14面)

投信窓販優績者に聞く
REPORT TOUSHIN ONLINE」に掲載
香川銀行・黒岩 花奈さん
丁寧な提案で納得生む
インタビュー
 「ニッキンONLINE」に掲載
佐野 径・大和アセットマネジメント社長
投資初心者の一手に焦点、運用ニーズを開拓
マンスリーマーケット 内需株への物色転換がみられるか

レギュラー企画

寸言 超長期の視点で挑む(1面)=加藤 裕幸・脱炭素化支援機構代表取締役社長
東西ペンリレー ワシントンDCのロビイストという仕事(9面)=石原 亮・みずほフィナンシャルグループ 執行役員
ちょっと一言 社協はネットワークの要 (9面)=全国社会福祉協議会会長・村木 厚子さん
『初支店長 [962]』 職員一人一人を知る(18面)=豊橋信用金庫 大岩支店・村松 紀江氏
『スマイル』 提供できること考え抜く(18面)=大和証券・前田 滉平さん

企画・特集・連載など

全東信の怪・禍 [中] (1面)
 「ニッキンONLINE」に掲載
急所突かれた「越境貸出」
全銀協5委員長に聞く(下)(4面)
 「ニッキンONLINE」に掲載
椎野 武雄・公共委員長(みずほ信託銀行常務執行役員)
「顧客本位」定着後押し
全銀協5委員長に聞く(下)(4面)
 「ニッキンONLINE」に掲載
向井 理人・事務委員長(三菱UFJ銀行取締役常務執行役員)
重大な脆弱性、能動的停止も
地域・業域・職域で信頼される 信組ベストサポーターズ(10面特集) “ちかくにいるから、チカラになれる”
嶋田 貴之・アプラス社長(11面)
 「ニッキンONLINE」に掲載
割賦審査8割自動化へ
アプリで少額決済に照準
インサイト
 キーパーソンに聞く<219> (12面)
長崎 伸也・ゼネラル・パーチェス 代表取締役
中小のバックオフィス担う
全国254信金 決算短信(2026年3月期) (15面特集)

ニッキンのお申し込み

購読のお申し込みは、インターネット・FAXで受付けしております。

申込用紙をFAX(03-3237-8124)またはお近くのニッキン支社・局までお送りください。