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ニッキン最新号ダイジェスト(2026年2月20日号)

主な記事

2026年2月20日号1面 定期預金、銀行勢 1年で23兆円増、“大口・短期化”傾向も

  • 預金

 定期預金の残高動向で業態差が鮮明になっている。日本銀行の統計によると、2025年末の国内銀行の同残高は前年末比23兆3302億円増の253兆1093億円となり10%以上伸びた。一方、信用金庫は同144億円減の71兆3368億円と横ばいだった。大手地方銀行が上乗せ金利を適用して、期間の短い定期預金を積極的に推進するなど、法人資金の取り込みに動いたことが開きにつながったとみられる。
 日銀の段階的利上げで定期預金と普通預金の金利差が拡大。“少しでも多い利息”を求める顧客心理が強まっている。金融機関側も「預金が減る時代」が現実となり…

2026年2月20日号17面 三井住友FG、新秩父宮に新副名称、「オリーブ」ブランド発信

  • 地域貢献

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は2月12日、2030年に開業する「新秩父宮ラグビー場」の最高位スポンサーとなり、副名称を「SMBC Olive SQUARE」とすることを発表した。SMBCグループや個人向け総合金融サービス「オリーブ」のブランド発信に加え、取引先企業の交流の場にするなどビジネス利用も見据える。
 三井住友FGは鹿島と三井不動産、東京建物、東京ドームの4社で構成する新秩父宮ラグビー場の整備・運営事業を行う民間資金を活用した社会資本整備(PFI)事業者と施設の命名権を含めたトップパートナー契約を締結した。契約期間は10年間で…

 【写真】新施設の着工説明会にトップパートナーとして出席した中島達・三井住友フィナンシャルグループ社長(右から2人目、2月12日)

2026年2月20日号2面 「無担保コール」活発化、本格調達へ“試し取り”も

  • 法令制度政策

 短期金融市場における金融機関間(インターバンク)取引が活発化しつつある。日本銀行の統計によると、1月末の無担保コール市場残高は、日銀がマイナス金利政策を解除した2024年3月以降、初めて10兆円を超えた。貸出伸長によるバランスシート(BS)の逼迫(ひっぱく)や将来的な預金流出を意識した地方銀行の取引増などが残高を押し上げた。
 無担保コール市場では、銀行や証券会社などの金融機関同士が担保を求めることなく短期の資金を融通し合う。“今日借りて明日返す”といった取引の「翌日物」は…

2026年2月20日号3面 地域金融機関、人材紹介事業を収益化、「両手型」へ参入加速

  • 取引先支援

 地域金融機関で、人材紹介事業の収益化を目指す動きが加速している。国が成約実績に応じて地域金融機関などに補助金を出す「先導的人材マッチング事業」の直近(2025年~2026年)の実績では、前の年よりも補助額が上回る一方、補助件数は減少する見通し。一案件当たりの単価が大きくなっており、金融機関が得る収益に好影響を与えているとみられる。補助金を手がける内閣府の関係者によれば、より収益を確保しやすい「両手型」の案件も増えているという。
 2025~2026年分の同事業では、地域銀行や信用金庫など119先が採択。2024年度補正予算の成立が遅れた影響で…

2026年2月20日号4面 いよぎんHD、CX向上を企業文化に、感動つながる応対めざす

  • 営業店

 【高松】顧客体験価値(CX)を絶えず向上させていく企業文化に――。いよぎんホールディングス(HD)は、CX向上への施策でCXミーティングを実施。どのような応対をすれば顧客の感動につながるかを想定し、1年間にわたり取り組みを進めていくもの。部店単位のほか係横断で取り組む部店もあり、HD全体で257グループに分かれて実施している。
 CXミーティングは、お客さま目線でカスタマージャーニーマップを描くことで、課題を見つけ出し、解決手法の検討と実践を繰り返す。各グループが1人の顧客を想定して…

2026年2月20日号6面 信金界、収益管理の高度化へ、支援システムに関心

  • ネット・システム

 【鹿児島】「金利ある世界」の到来を受け、信用金庫界で改めて収益管理の高度化が意識されている。低金利時代にはその真価が十分発揮されてこなかった、しんきん共同センターの収益管理・市場リスク管理支援システム「LISS」の利用に関心が集まる。信金中央金庫への問い合わせも増えており、収益シミュレーションの手法や応用法の研修会も開かれている。
 2013年提供開始のLISSは、センター加盟の信金がリスク管理に利用する。ただ長く続いたマイナス金利下では…

 【写真】10信金の担当者らが収益シミュレーションの手法を聞いた(1月23日、信金中金南九州支店、同支店提供)

2026年2月20日号8面 特集 四国地区地銀、躍動する「シニア・外国人・キャリア」

  • 人事施策
  • 特集

 多様な人材活用加速
 【高松】四国地区の地方銀行で、多様な人材を活用する動きが活発化してきた。背景にあるのは、全国に先駆けて進む少子高齢化や人口減少への危機感だ。人手不足の解消だけでなく、知見の伝承、専門性の底上げ、組織の活性化などへの期待も大きい。そうした注目のなかで躍動するシニア人材、外国人材、キャリア人材の姿をそれぞれ追った。

 ■地銀初の「65歳」定年
 少子高齢化の進展で存在感を増すのがシニア人材だ。あらゆる業界で、経験豊富なシニア人材を取り込む動きが加速。65歳までの雇用確保が義務付けられるなど…

 【写真】部下(左)と打ち合わせをする阿波銀コンサルティングの片山哲也社長(1月29日、徳島市内)

2026年2月20日号10面 実像 「異郷の地」にて支える、外国籍労働者と金融

  • 人事施策

 厚生労働省によると、日本で働く外国人は2025年10月時点で257万人。近年は増加傾向が続いており、事業主による届け出が義務化された2007年以降で最多を記録した。2月の衆院選では外国人受け入れの在り方が論点の一つになるなど、その存在感は大きくなりつつある。一方で、円安や近隣国の賃金水準上昇により、外国人が日本での就労にかつてほどの魅力を感じにくくなっているのも事実だ。こうした環境変化のなかで日本で働くことを選んだ人々と、金融機関はどう向き合うべきなのか。「異郷の地」で働く外国籍労働者へのサービス提供について考える。

 ■現法を設立し雇用継続
 世界最高峰のモータースポーツ、F1に出場するレーシングマシンの部品などを手がける小金井精機製作所(埼玉県入間市)は…

 【写真】機械の操作方法について話す小金井精機製作所のベトナム人技術者(右、2月4日、埼玉県入間市)

2026年2月20日号17面 筑後信金・筑邦銀行、地域でスクラム、地元ラグビーチーム支える

  • 地域貢献

 【福岡】筑後信用金庫と筑邦銀行は、福岡県筑後地区を拠点とするラグビーチーム「LeRIRO(ルリーロ)福岡」(島川大輝代表)の活動を後押し。ルリーロの地域密着姿勢に共感し、応援商品の発売や人材を受け入れている。
 ルリーロは2022年に発足。地域リーグで優勝し、2024~2025シーズンに国内最高峰「リーグワン」の3部に参入した。
 大企業を母体とせず…

 【写真】ホーム戦で預金チラシを配布する筑後信金の職員(2025年12月21日、久留米総合スポーツセンター陸上競技場)

2026年2月20日号18面 千葉銀行高根台支店、事業コンサル軸に伴走、“思い”聞き取りを徹底

  • 営業店

 千葉銀行高根台支店(大森隆史支店長=行員17人うち渉外7人。パート15人)は、事業者のデジタル化や新事業立ち上げなどを支援する「アドバイザリー業務」で全店をけん引する。経営者の思いや夢に対するヒアリングを重視し、最適な提案・課題解決につなげている。大森隆史支店長の着任(2023年7月)以降、締結したアドバイザリー契約は約20件に及ぶ。
 同店は1963年に日本初の団地内店舗として開設。営業エリアは業歴の長い中小零細企業が多く…

 【写真】毎朝のミーティングでは、今後ニーズがありそうな内容などを共有して意見交換する(2月10日、千葉銀行高根台支店)

社説/ニッキン抄

学び (13面)

【Nikkin 金融講座】
私のターニングポイント(93) 淡島 憲二・福岡県信用組合 副理事長(上)
“積金の淡島”本店改革、1年で貸出金36%増加
※「Nikkin 金融講座」は過去掲載分も含め、「ニッキンONLINE」でご覧になれます。

預かり資産 (14面)

投信窓販優績者に聞く 百十四銀行・廣瀬 晴菜さん
粘り強さで信頼築く
投信レビュー 1月 公募投信、9カ月連続増加
NISA効果で資金流入拡大

レギュラー企画

寸言 安全な道はない(1面)=近田 健・日本銀行 国際局長
東西ペンリレー 豊かな自然に抱かれて(9面)=加藤 耕一郎・山梨中央銀行 常務取締役
ちょっと一言 出汁に込める顧客本位(9面)=料理人・入江 寛明さん
『初支店長 [936]』 「何でも前倒し」が口癖(18面)=関西みらい銀行 初芝支店・今井 達弥氏
『スマイル』 預金に“気持ち”乗せる(18面)=両備信用組合・立石 侑也さん

企画・特集・連載など

インサイト
 キーパーソンに聞く<195>(12面)
小野田 良作・小野田産業 会長
本業の安定で新事業開発
事業承継・M&A・事業再生フォーラム(大阪)(15面特集) 地域金融、企業支援で連携拡充
NG例で解説! 法人融資の基礎[28] (18面)
融資稟議編
Y's経営サポート・八木 利樹氏
画:吉田 一裕氏

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