2026年8月14日号1面 3メガとJBIC、米・原発投資 難航、「事故賠償責任」見えず
- 融資
日米両政府が3月に合意した対米投資第2弾の目玉プロジェクト「小型モジュール炉(SMR)建設」について、3メガバンクグループ(G)と国際協力銀行(JBIC)の投融資が難航している。関係者は「事故時の賠償責任が不透明なことが要因」と明かす。
次世代の小型モジュール炉建設は、米国テネシー州とアラバマ州で予定されており、最大投資額は400億ドル(約6兆3000億円)。関係者によると…
日米両政府が3月に合意した対米投資第2弾の目玉プロジェクト「小型モジュール炉(SMR)建設」について、3メガバンクグループ(G)と国際協力銀行(JBIC)の投融資が難航している。関係者は「事故時の賠償責任が不透明なことが要因」と明かす。
次世代の小型モジュール炉建設は、米国テネシー州とアラバマ州で予定されており、最大投資額は400億ドル(約6兆3000億円)。関係者によると…
埼玉県信用金庫(埼玉県、井上義夫理事長)は、若年層(18~22歳)取引の開始・拡大に向け、有効なマーケティング施策を芝浦工業大学と共同で研究している。若年層である学生自身が、アイデア創出から実証実験まで行う。6、7月に計18回の講義をしており、7月24日には学生チームによる研究内容のプレゼンテーションも実施。選ばれたいくつかのテーマは実証実験へと進む。
大学とは共同研究契約を6月1日に締結、期間は2027年5月まで。信金側からの呼び掛けで実現した。同信金は特に若年層の口座が少ないことと…
【写真】プレゼンする学生に耳を傾ける埼玉県信金職員(7月24日、芝浦工業大)
NTTドコモ・フィナンシャルグループ(FG)は、ドコモの携帯電話ショップと地域銀行の営業店併設に向けて検討する。過疎地などの金融インフラ維持が課題になっており、地域銀と調整に入りたい考えだ。全国約2000のショップを活用した相続やデジタル技術を使った金融サービスの相談などの分野で地域銀の業務代行も視野に入れる。
ドコモFG関係者は「デジタル金融サービスを提供したり、一部地域の支店はドコモショップに任せてもらったりするなど…
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、スタートアップとの協業を軸に投資戦略を加速している。傘下の三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)を通じて出資した国内外60社超のうち、これまでに約半数の企業と50~60件の協業を実現。単なる出資にとどまらず、スタートアップの技術やスピード感を取り入れ、組織全体に浸透させている。
MUIPが一般的なコーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)と異なるのは、MUFGとの協業を前提に出資する点。「巨大な金融機関の内部ニーズを把握し…
【写真】鈴木 伸武・三菱UFJイノベーション・パートナーズ社長
【名古屋】岐阜信用金庫(岐阜市、好岡政宏理事長)が、対面営業に頼らず個人ローンを獲得する仕組みを構築している。ココペリ(東京都)の中小企業支援サービス「ビッグアドバンス(BA)」と連携し、登録企業の従業員からのウェブローン実行額が約3年で10億円を超えた。同社と同様にローンで連携する金融機関でもトップの実績だ。
■ビッグアドバンスに広告
同信金は、ビッグアドバンスで中小企業が利用できる機能のうち、クーポンサービス「FUKURI」に着目。利用企業の従業員が…
地域に“豊かさ”も
【高松】四国銀行と大和証券が2023年4月に始めた包括業務提携。3年が経過し、想定以上の効果を生み出している。2026年3月末の有価証券残高(大和証券の証券口座)は当初掲げた目標を大幅に上回り、協業開始時の2.5倍となる5376億円に拡大した。収益拡大だけでなく行員の成長にも寄与。地域に豊かさも生み出している。3年間の軌跡を取材した。
■「融和軸」に体制構築
協業に伴い、四国銀行はファイナンシャルアドバイザー部(FA部)を新設。初代部長を務めた大和証券の堀内隆利氏(現大和証券ウェルスマネジメント事業統括部長兼四国銀行ファイナンシャルアドバイザー部顧問)は…
【写真】小林達司・四国銀行頭取(左)と荻野明彦・大和証券社長の対談時の写真(四国銀行提供)
社会全体で防ぐ仕組みを
【大阪】近年、特殊詐欺の被害は依然として高水準で推移している。対策が進む中でも、なぜ被害は防ぎきれないのか。その背景は、人間の意思決定を巧みに誘導する構造にある。焦りや権威への信頼、「人を信じる心」が悪用され、本人が納得して送金する状態に陥れば、阻止することは難しい。心理的メカニズムと実務上の制約から、詐欺被害をめぐる構造に迫る。
■島田 貴仁・滋賀大学データサイエンス学部 教授、誰でも被害者の可能性
だまされやすさは警戒心や判断力といった個人特性ではなく、人間が本来持つ「人を信じる心」や「親切心」が悪用されることで生じると島田貴仁教授は語る。「自分だけは大丈夫」と思う楽観バイアスや…
【写真】島田 貴仁・滋賀大学データサイエンス学部 教授
金融界で、少額投資非課税制度(NISA)口座の稼働率が低迷している。ニッセイ基礎研究所の調査によると、2025年に買い付けがなかった未稼働口座の割合が、証券界は38%に上り、銀行や運用会社の直販チャネルなど証券界以外でも33%だった。2027年1月にはつみたて投資枠の年齢制限を撤廃する「こどもNISA」開始も控えており、稼働率をいかに高めるかが課題に浮上している。
新NISA開始直前の2023年12月末にNISA口座数は2125万口座だったのが、2025年12月末までに約700万口座増えて2821万口座になった。2024年は年間で…
若者の地元就職願い奔走
【高松】高校と企業つなぐインターンシップ事業で、若者に地元就業を――。高校生に地元企業での仕事体験を通じて魅力を感じてもらい、将来の地元就職につながることを願って百十四銀行岡山南支店が奔走。ニーズの掘り起こしからマッチングなどを手がけ、第1弾のインターンシップが実現した。
同事業を打ち出すに当たり、岡山市内の高校や企業を訪問。提案とニーズ喚起を進めたところ、西大寺高校が商業科の生徒を対象にインターンシップを検討しているものの…
【写真】サンベルコの社員(右)からのレクチャーを受け測量を体験する高校生ら(7月28日、サンベルコ)
世代を超えたコンサル
三菱UFJ信託銀行池袋支店(畑辰徳支店長=行員66人うち渉外25人、テラー13人)は、資産運用や相続、不動産といった富裕層からの各種相談にワンストップで応える体制を生かし、順調に預かり資産残高を伸ばしている。2026年3月期は前年比で5.8%増の4282億円に。最近も相続起点で顧客との信頼が深まり、取引が深耕し、拡大する成功例があった。
きっかけは「相続する資産が区分所有のマンションばかりで相続税の納付資金が足りない」という相談からだった。相続税は死亡を知った日から10カ月以内に収めなければならない。納税資金の捻出に困っている…
【写真】集まって情報共有する資産コンサルタント(7月17日、三菱UFJ信託銀行池袋支店)
| 社会変化に対応するFPの効用 [7] | エンディングノート活用術(3) 残しておきたい情報(2) |
|---|---|
| 作る・保つ・引き継ぐ 人脈の作法 [7] | 会合・懇親会の活用法 |
| 不祥事解決に立ち向かう [19] | 部門ごとの役割 ~内部監査部門~ |
| 私のターニングポイント(117) | 柳澤 智子・百五銀行 県庁支店長(上) 法人渉外 がむしゃらに、約束遅れ時間の貴重さ痛感 |
| 投信窓販優績者に聞く 「REPORT TOUSHIN ONLINE」に掲載 |
広島市農協・清水 康司さん 強みは対話、信頼得る |
|---|---|
| 一歩先のファンド選び | バランス型アクティブの着眼点 |
| 全銀協5委員長に聞く(上)(3面) 「ニッキンONLINE」に掲載 |
黒澤 立也・企画委員長(みずほ銀行常務取締役) 「成長投資」支える環境に |
|---|---|
| インタビュー(6面) 「ニッキンONLINE」に掲載 |
増田 雅俊・稚内信用金庫 理事長 評価損は長い時間軸で改善 |
| インタビュー(7面) 「ニッキンONLINE」に掲載 |
大森 一幸・みのり監査法人理事長 上場手掛けず地域に密着 |
| 2026年度「地域金融力」発揮(10・11面特集) | 課題解決をサポートします |
| 大手損保 サイバー攻撃の脅威 [下](15面) 「ニッキンONLINE」に掲載 |
狙われる中小企業、供給網リスクに課題 |
| 人材紹介 自走への布石 (16面特集) 収益力磨く独自モデル |
池田泉州銀行:3ルートで求職者確保 ぐんぎんコンサルティング:銀行連携強みに成約増 山口FG:課題深掘りクロスセル |
| インサイト キーパーソンに聞く<217> (17面) |
財部 優一・フライル 代表取締役CEO AIで顧客データ有効化 |
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