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ニッキン最新号ダイジェスト(2026年9月11日号)

主な記事

2026年9月11日号1面 地域銀行、投資領域 国内PEにも、収益源多様化へ組織強化

  • 資産管理

 地域銀行は、国内プライベートエクイティ(PE=未公開株)へ投資領域を広げている。ファンドへの投資を通じた地元企業の支援に加え、債券・上場株式中心の運用姿勢を見直し、収益源の多様化を目指す。一部では市場部門を拡充するほか、信託銀行など外部機関との連携を強める動きが加速する。

 ふくおかフィナンシャルグループは、市場運用の高度化・多様化を長期戦略の柱の一つに位置付け、エクイティやプライベートアセット(PA)を含むさまざまな領域への投資を進めるとともに…

2026年9月11日号10面 特集 九州地区地銀3行、進化する1次産業支援

  • 取引先支援
  • 特集

 鍵はエコシステム構築
 【福岡・鹿児島】農林業や畜産業、漁業などの第1次産業が盛んな九州地区。これに呼応し、地方銀行では事業者の販路拡大やバリューチェーン(価値連鎖)の確立に向けたエコシステム構築の動きが進む。第1次産業発展のパイプ役を担う鹿児島銀行、十八親和銀行、佐賀銀行の取り組みをみた。

 ■産業衰退への危機感
 農林水産省のデータによると、鹿児島県の農業産出額(畜産業含む)および長崎県の漁業産出額は、いずれも北海道に次ぐ全国2位。佐賀県では、民有林面積に対する…

 【写真】実証実験に参加した昌陽水産の長野陽司社長(中央)と情報交換する十八親和銀行地域振興部の浜里直公務グループ長(右、8月26日、長崎市)

2026年9月11日号1面 物言うアセマネ[上]、ROE8%未満で反対票、地域銀行 新たな試練

  • 資産管理

 資産運用(アセットマネジメント)業界が、株主総会における議決権行使基準を厳格化している。取締役選解任の判断基準として、自己資本利益率(ROE)8%や株主総利回り(TSR)を要件とする動きが進む。金利が復活し、業績改善傾向にある地域銀行でも、「賛成」確保に苦慮する可能性がでてきた。

 運用会社は、投資信託などで保有する株式の議決権行使にあたり、役員の多様性や業績に応じた判断基準を定めている。ROE基準を具体的に示したり…

2026年9月11日号2面 金融庁、住宅ローン実態把握へ、長期・高額化で審査点検

  • 融資

 金融庁は住宅ローンのリスク管理状況を注視し、実態把握を加速させる。日本銀行による利上げや長期金利の上昇といった変化に金融機関が対応できているかを確認。日銀との共同データプラットフォームも活用し、金融機関が適切なローン審査を行っているかを多面的に点検する。

 長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは、9月に入り一時3%台に乗せるなど、足元で急ピッチに金利が上昇した。金利上昇は、住宅ローン返済の負担増につながり…

2026年9月11日号3面 長期金利、30年ぶり3%台、8カ月で“台替わり”

  • 預金

 長期金利のボラティリティー(変動率)が再び高まっている。9月1日の東京債券市場では、長期金利の代表的な指標の新発10年物国債利回りが一時3%台をつけ、1996年以来、約30年ぶりの水準となった。2%台に乗せた2025年12月19日から8カ月余りで100ベーシスポイント(1bp=0.01%)を超す上げ幅を示した。

 高市政権の「責任ある積極財政」に対する市場の視線は厳しい。2027年度予算の概算要求額が過去最大の143兆円規模に膨らみ…

2026年9月11日号5面 みずほ銀行、新興向けシ・ローンに照準、地域金融と知見共有

  • 融資

 みずほ銀行は、スタートアップを対象としたシンジケートローン(協調融資)に注力している。4月に新設したスタートアップ専門のシ・ローン組成チームを通じ、活況な資金需要に対応できる融資体制を構築する。地域金融機関との連携に重点を置き、8月下旬に開いた審査などの知見を共有するセミナーには、57機関から約150人が参加した。

 スタートアップのうち、先進的な技術に強みを持つイノベーション企業の伴走に力を入れる。専門の営業組織や審査室を配置したほか…

 【写真】シンジケートローンの戦略を語る春原康人執行役員(8月26日、みずほ銀行丸の内本部)

2026年9月11日号7面 協同組織金融機関、調達苦境に危機感、預貸率上昇へ

  • 預金
  • 融資

 協同組織金融機関では預金獲得で苦境が続いている。特に、信用組合、労働金庫業界は預金の伸び悩みが預貸率上昇に表れており、業界関係者は危機感を募らせる。

 業態別の預貸率は近年、信金業界は横ばいを保つが、信組・労金は上昇傾向にある。2026年6月末時点で、信組は61.2%、労金は70.4%に達した。
 一部信組の預貸率が上昇しており…

2026年9月11日号16面 オリックス生命、人事決定にAI活用、社員の納得感高める

  • 人事施策
  • ネット・システム

 オリックス生命保険は、人事の意思決定の一部でAI(人工知能)活用を進める。販売チャネルの7割超を占める代理店営業担当者とその管理職約300人を対象に、データに基づく人材配置モデルを採用。感情面などデータ化しづらい要素の課題も踏まえつつ、ブラックボックス化しがちな人事の客観的な意思決定を推進する。

 東京大学発のコンサルティング会社、東京大学エコノミックコンサルティング(東京都)と共同で「人材配置AI予測モデル」を開発。対象者の等級やスキルアセスメントの結果…

2026年9月11日号17面 山梨中央銀行、アメフトチーム誘致、東京拠点が迅速対応

  • 地域貢献

 山梨中央銀行は、東京都千代田区にあるアメリカンフットボール「アイレクスゴリラズ」の山梨県への誘致に成功した。5月に入行したばかりの担当者の相談に東京都内の2部署が素早く応じ、3カ月で誘致を実現させた。

 ゴリラズは社会人Xリーグの3部にあたるX2に所属し、2024、2025年に連覇。だが、X1への昇格に必要なホームスタジアムを確保できずにいた。そうした中…

 【写真】ゴリラズ支援策を相談するウェルスビジネス部の担当者たち(8月31日、山梨中央銀行東京支店)

2026年9月11日号18面 西京銀行厚南支店、「5万円贈呈」機に取引拡大、預金 2年半で74億円純増

  • 営業店

 【広島】西京銀行厚南支店(藤本大介支店長=行員11人うち渉外2人)は、預金の獲得に力を入れる。店頭や法人先で各種キャンペーンを案内して成約につなげ、2023年10月から2年半の間に預金残高を74億円純増。2025年の新規口座開設キャンペーンでは口座数を3700件増やした。2025年度は所属する宇部ブロックをけん引し、業績優秀店舗に輝いた。

 同行は、個人対象の新規口座キャンペーンを2025年1月から全店で展開。同年3月末の預金残高に応じて最大5万円を贈る内容が評判を呼び…

 【写真】フークルの河崎孝文代表取締役(右)と打ち合わせする藤本大介支店長(8月6日、宇部市内)

学び (13面)

社会変化に対応するFPの効用 [11] 2026年の変更点(3)
教育訓練休暇給付金の創設と課題
作る・保つ・引き継ぐ 人脈の作法 [11] 社内人脈の生かし方
不祥事解決に立ち向かう [23] 不祥事を構造的必然と捉える
私のターニングポイント(121) 井手 聡・住友生命 代理店事業部代理店企画室長(上)
ルールの先で顧客に気づく、保険金不払い問題に苦悩
※「学び」の連載企画は過去分も含め、「ニッキンONLINE」でご覧になれます。

資産運用・管理 (14面)

投信窓販優績者に聞く
REPORT TOUSHIN ONLINE」に掲載
旭川信用金庫・中瀬 玲奈さん
疑問や不安に寄り添う
一歩先のファンド選び 絶対収益型ファンドの着眼点

レギュラー企画

寸言 組織原動力「働きがい」(1面)=二瓶 克博・巣鴨信用金庫 理事長
東西ペンリレー 五感を研ぎ澄ます ~森の記憶~(9面)=関根 宏樹・国際協力銀行 常務取締役
ちょっと一言 検査技術で事業拡大(9面)=SAグループ代表・阿部 清治さん
『横顔』 地域の声に耳を傾ける(16面)=吉田 修・東北財務局長
『初支店長 [964]』 何か新しいことを(18面)=三菱UFJ銀行 亀有支店・若松 亮 氏
『スマイル』 会話は「分かりやすく」(18面)=東予信用金庫・山下 柚穂さん

企画・特集・連載など

インタビュー(4面)
 「ニッキンONLINE」に掲載
千田 一弘・りそな銀行 社長
取引先の挑戦支える
インタビュー(5面) 杉浦 雅和・百五銀行 頭取
中計目標、より高い水準へ
FIT大阪2026(8面特集)
 次回は2027年9月2、3日開催予定
革新的サービス創出へ
一部セミナーを配信、視聴には事前申し込みが必要
配信期間は9月25日~10月16日
インサイト
 キーパーソンに聞く<221>(12面)
大森 厚志・アシュアード 代表取締役社長
金融特化の外部委託管理
事件特集(上)(15面特集) 内部事件(2026年1~6月)
18件発生、高額被害も

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