49回目となる2025年度「ニッキン賞」の表彰式が1月13日、東京ダイヤビルディングで開かれた。日本金融通信社の宮岸順一社長が、全国地方銀行協会の片岡達也会長に賞牌(しょうはい)と副賞(50万円)の目録を贈呈した。地銀協は25年11月、引っ越しに伴う住所変更手続きなどをワンストップで受け付けるサービス「ペンリィ」を開始。同サービスは地銀業界で23年度から検討してきたもので、第二地方銀行業界も参画している。宮岸社長は、「地域住民の利便性向上や金融機関の業務効率化に寄与する」と称賛した。副賞は、同サービスの周知活動などに役立てられる。


全国地方銀行協会会長
片岡達也氏
全国地方銀行協会会長 片岡 達也 氏
地銀協は11月17日、地域住民が引っ越しの際にワンストップで住所変更手続きなどを済ませられるサービス「ペンリィ」を開始した。預金者情報の変更にとどまらず、地方自治体の転出・転入や、電気・ガス・水道の停止・開始などにも対象を広げていく構想を掲げている。当初は地銀全行および第二地銀の一部を合わせた66行でスタートしたが、業界の垣根を越えて大手行や信用金庫なども参画する公算が大きい。国民が転居のたびに不便と感じてきた諸手続きを簡素化する取り組みであり、それぞれの地域内のステークホルダーと強い結びつきのある地銀ならではの社会貢献として、高く評価される。
金融機関が国民大衆とともに発展していくため、金融機能の開発、経営の合理化などへの貢献、社会貢献活動、行職員の称賛に値する善行などを顕彰し、奨励することを目的とする。