AI、ブロックチェーン、SNSなどを 活用したフィンテック。 それを自らに取り込み、 「デジタル・バンク」という 新しい仕組みを構築した 欧米の金融機関。
本書は、その概念から、 具体的な立ち上げまでを解説。 フィンテック時代に 「金融機関はどうあるべきか」を 具体例で示している。
著者/クリス・スキナー
米ウォールストリート・ジャーナル紙の「2014年FinTechリーダー・トップ40」に選出。シニア・エクゼクティブのためのネットワーク、英ファイナンシャル・クラブの会長を務める。NCR、ユニシスを経て独立、BBCニュース、Skyニュース、ブルームバーグなど金融関連ニュースのレギュラーコメンテーターとして活躍している。2016年には本書の続編にあたる「VALUE WEB」を発刊している。
従来の支店網を中心とした金融サービスのあり方からフィンテックを使って、デジタルネットワークを前提としたサービス体制に再構築。人材や設備投資、サービスのあり方を根本的に見直す新たな金融機関の概念。すでに、欧米では多くの金融機関がデジタル・バンク化を実現することで革新的なサービス、ビジネスモデルを創り出している。
PART1 デジタル・バンク
《第1章》なぜ、我々はデジタル・バンクを必要とするのか
《第2章》支店なしにデジタル・バンクを設計する
《第3章》デジタル・バンクはチャネルを持たない
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《第13章》デジタル・バンクを創業する
PART2 インタビュー
《第1章》サバデル銀行(スペイン)
《第2章》バークレーズ銀行(英国)
《第3章》ビットコイン
《第4章》フィドール銀行(ドイツ)
《第5章》First Direct銀行(英国)……など
翻訳版 デジタル・バンク |
クリス・スキナー 著 小俣修一 訳 発売・発行 日本金融通信社 価格11,000円(消費税込み) 送料実費 A4判 191ページ |
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