本書は、「現金」「店舗」中心の従来型金融機関がウェブやデジタル化によって、「地域性」も「チャネル」も持たない新たな金融機関へ変わるための手引書。
デジタル化した金融機関がどう変わっていくか、前作「デジタル・バンク」から更に踏み込んだ内容になっている。モバイルやブロックチェーン、オープンAPIの活用をカギに、理論と実例、関係者へのインタビューによってその詳細が紹介されている。
著者/クリス・スキナー 米ウォールストリート・ジャーナル紙の「2014年FinTechリーダー・トップ40」に選出。シニア・エクゼクティブのためのネットワーク、英ファイナンシャル・クラブの会長を務める。NCR、ユニシスを経て独立、BBCニュース、Skyニュース、ブルームバーグなど金融関連ニュースのレギュラーコメンテーターとして活躍している。
ウェブやデジタル化によって収集されたデータが、新しい顧客価値を創り出すという考え方。モバイル、仮想通貨、ブロックチェーンといったフィンテックが中核となる。
PART1 バリュー・ウェブ
《第1章》バリュー・ウェブの世界へ、ようこそ
《第2章》モバイル・ネットワーク化された地球
《第3章》仮想通貨(暗号通貨)
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《第13章》バリュー・ウェブのためのデジタル・バンク など
PART2 ケース・スタディ
《第1章》ビットコイン論争
《第2章》フィンテックのスタート・アップ企業
《第3章》銀行のスタート・アップ企業 など
翻訳版 バリュー・ウェブ |
クリス・スキナー 著 小俣修一 訳 発売・発行 日本金融通信社 価格11,000円(消費税込み) 送料実費 A4判 312ページ |
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