2022年度『ベストバンカー賞』

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2022年度ベストバンカー賞 柴田・しずおかフィナンシャルグループ社長

しずおかFGの柴田社長(左)に飯田・金融ジャーナル社社長から賞牌が授与された(10月14日、しずぎん本部タワー)

地域の持続可能な社会構築に貢献

 「月刊金融ジャーナル」を発行する金融ジャーナル社は10月14日、2022年度「ベストバンカー賞」をしずおかフィナンシャルグループ(FG)の柴田久社長(58)に贈った。飯田裕彦・金融ジャーナル社社長から賞牌と副賞30万円が手渡された。同賞は2003年度に創設。健全性などの経営指標と、顧客の利便性向上や社会貢献に卓越したリーダーシップを発揮する金融機関経営者を顕彰している。2022年度で20回目。

柴田・しずおかFG社長 選定の理由

  • 柴田社長は2017年6月、静岡銀行頭取に就任。2020年3月には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)による提言へ賛同。「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」項目に沿った取り組みがグループ内外に波及している。隣接県の金融機関との間でアライアンスも締結。経営リソースを相互活用した連携や新たなアイデアを地方創生分野に生かすなど、地域活性化につなげていることなどを高く評価した。
  • さらに金融ジャーナルの定例企画「地銀・第二地銀の収益性・健全性ランキング(2022年3月期)」において、静岡銀行が総合4位に位置していることも重視。同FG初代社長となった柴田氏には、グループ各社の「全体最適」を意識しながら、持続可能な“地域プラットフォーム”づくりへの期待が高まる。

ベストバンカー賞とは

【目的】

取引先及び地域の発展に貢献した金融機関経営者を顕彰する。具体的には、営業方針の改善や利便性の向上、社会貢献活動などに卓越したリーダーシップを発揮した優れた金融機関経営者を顕彰し、これを奨励する。

【選考基準】

「財務面」の評価を基本的要件とし、「非財務面」の活動も評価に加え、客観的な視点で選考する。
財務面は、月刊金融ジャーナルの財務諸指標ランキングをもとに、その改善度や地元シェア、さらに収益性、健全性、成長性などを総合的に評価。 非財務面では、利便性の向上やサービス体制の改善、新しいビジネスモデルや金融技術の開発、地域経済の発展への貢献などで、いかに指導力を発揮したかに重点を置く。

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