月刊金融ジャーナル2020.11
『顔』
全国中小企業団体中央会 森 洋 会長
『新本店拝見』
あおぞら銀行
大学キャンパス内に新本店
コロナ禍で中小零細企業の経営環境が厳しくなる中、地域の資金循環を支える協同組織金融機関の役割が一段と強まっている。狭域高密度の経営を追求しつつ、次世代型のビジネスモデルが求められよう。人々の“新生活様式”に対応し、信金・信組がその真価を発揮する方法はどこにあるのか。多角的に検証する。
新常態(ニューノーマル)と呼ばれる社会環境の変化の中で、信金・信組がその真価を発揮しつつ、地域のために活躍する処方を5つの視点に立って考察した。次世代型の協同組織経営モデルのヒントはどこにあるのか、探っていきたい。
編集部では、全国で活躍する中堅・若手の信金ファイターズにアンケートを実施。現場での変化やや訪問活動で支障が生じている点、信金のこれからについて幅広く調査した。その上で2人の識者と新たな生活様式において信金の代名詞であるフェース・ツー・フェースをどう果たしていくべきかを探った。
コロナ禍で激変する信用金庫の営業現場
コロナ禍で地元企業の疲弊が心配される中、「地域を元気に」を合言葉に、様々な工夫で狭域高密度経営を実践する信金・信組がある。逆境に打ち勝つ、先進的事例を紹介する。
全国255信金の経営指標(2020年3月期)
大阪厚生信用金庫が4項目でトップ
項目別上位
スクロールで全体をご覧いただけます。
預金積金残高 | 預貸率 | 総資金利ざや | |
---|---|---|---|
1位 | 京都中央(4兆7,252億円) | 西武(74.5%) | 大阪厚生(0.96%) |
2位 | 城南(3兆6,934億円) | 福岡(68.7%) | 阿南(0.60%) |
3位 | 岡崎(3兆1,487億円) | 鹿児島(68.4%) | 天草(0.56%) |
4位 | 埼玉縣(2兆8,070億円) | 東京(68.0%) | 西武(0.55%)※ |
5位 | 多摩(2兆8,028億円) | コザ(67.9%) | 長浜(0.55%)※ |
※総資金利ざやの西武信金、長浜信金は同率4位
第230回
城南信用金庫 川本 恭治 理事長に聞く
ネットワークの拡充で全国の信金・取引先を支援
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