月刊金融ジャーナル2020.12
『2020年度ベストバンカー賞に輝く』
伊予銀行 大塚 岩男 代表取締役会長
『新本店拝見』
大光銀行
町屋の構造で 居心地良い空間
2020年は、金融機関の業務に甚大な影響を及ぼす様々なリスクが発生した1年であった。サイバー攻撃、気候変動に伴う風水害、そして全世界を覆う新型コロナウイルス。お金という生活インフラを担う金融機関には、想定外のリスクに対する耐性を持ち、いかなる事態においても業務の持続性を確保する責務が求められる。2020年のリスクを総括し、未来に生かすための知見を探っていきたい。
新型コロナウイルスの影響は、金融機関の個人向け基幹業務である住宅ローンにも及んでいる。金融庁は、返済が困難になった人への条件変更等を含む柔軟対応を、各金融機関に対し促しているが、その収束は不透明で見通しづらい。長く続いた過当競争による低収益化とあわせ、住宅ローン戦略を取り巻く環境は、一層、厳しさを増している。
加えて、空き家問題やマンション老朽化問題など、今後、日本の住宅市場に大きな影響を及ぼすであろう問題も、大きく横たわる。これからの住宅ローンにおける与信判断、そしてサービス開発は、より幅広い情報分析が必要となってくるだろう。コロナ禍で人々の生活スタイルが変容する中、転換期を迎える住宅ローン戦略を分析し、そのモデル変革に資するヒントを探っていきたい。
全国銀行の嘱託・臨時従業員比率(2020年3月期)
北洋銀行の40.0%が最高
業態別トップ
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大手行 | 地銀 | 第二地銀 | |
---|---|---|---|
1位 | りそなHD(34.8%) | コンコルディアFG(39.4%) | 北洋(40.0%) |
2位 | みずほFG(21.8%) | 千葉興業(38.5%) | 京葉(36.5%) |
3位 | 新生(20.6%) | スルガ(37.9%) | 大光(35.3%) |
第231回
しずおか焼津信用金庫 田形 和幸 理事長に聞く
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