2015年度『ニッキン賞』表彰

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2015年度「ニッキン賞」の表彰式が、2月17、18日に行われた。りそなホールディングス(HD)には18日、同HD東京本社で、伊保研一本社社長が東和浩社長に、但陽信用金庫には、17日に兵庫県加古川市の同信金本店で伊保社長が桑田純一郎理事長に賞牌と副賞(50万円)をそれぞれ贈呈した。
りそなHDは、オムニチャネル構想に取り組み、グループ銀行間24時間365日決済サービスや土・日曜日、祝日営業など顧客起点の金融サービスを提供。伊保社長は「顧客が利用したい時にいつでも、どこでも最適な金融商品やサービスを提供するオムニチャネル化への試みは画期的」と授賞理由を述べた。
但陽信金は、高齢者や難病者などに対して「移送サービス」を行うほか、様々なボランティア活動を21年間継続して、全職員で展開してきた。伊保社長は「職員の方々が明るく前向きに活動しておられ、金融機関の地域貢献のあり方の模範になる」と讃えた。

りそなホールディングス、顧客起点の金融サービスを提供、オムニチャネル実現へ

伊保研一本社社長(左)から賞牌を受ける東和浩社長(2月18日、りそなホールディングス東京本社)

顧客起点の金融サービスを提供


りそなホールディングス社長
東和浩氏

りそなホールディングス社長 東 和浩氏

授賞理由

りそなホールディングスは「オムニチャネル構想」を打ち出し、顧客が取引したい時に「いつでも、どこでも」最適な金融商品、サービスの提供に取り組んでいる。15年4月に大手行初の「グループ銀行間24時間365日即時決済サービス」を始め、土・日曜日、祝日営業の「セブンデイズプラザ」をグループで拡大。顧客起点の金融サービス提供を貫く姿勢は示唆に富み、評価される。


但陽信用金庫、21年間続くボランティア活動、移送サービスで2万1000人運ぶ

佐野長治専務(左から2人目)と大西伸吾理事(左)が見守るなか、伊保研一本社社長(右)から賞牌を受ける桑田純一郎理事長

21年間続くボランティア活動


但陽信用金庫理事長
桑田純一郎氏

但陽信用金庫理事長 桑田 純一郎氏

授賞理由

但陽信用金庫は、阪神・淡路大震災から21年間、全職員参加型の企業ボランティア活動を展開。「高齢者や難病の方々の移送サービス」「緊急通報システムの配置」「渉外担当者による訪問活動」など多岐にわたる地域貢献の取り組みを継続し、地域社会のみならず全国からも注目を集めている。CSR(企業の社会的責任)が問われるなか、地域金融機関の模範として高く評価される。

ニッキン賞規定抜粋

一、 目的

金融機関が国民大衆とともに発展していくため、金融機能の開発、経営の合理化などへの貢献、社会貢献活動、行職員の称賛に値する善行などを顕彰し、奨励することを目的とする。

一、 表彰の対象

  1. 新しい金融商品・サービスを開発、顧客に大きな利便をもたらす行為
  2. 事務システムやサービスの品質向上、新しい機械化システムの開発など、経営の合理化に寄与する行為
  3. 公共機関として正しい姿を国民大衆に啓もうし、率先垂範する行為
  4. 研究や論文、提言などが、賞の目的に合致する顕著な成果につながったと認められる行為
  5. 社会奉仕活動、防犯活動、災害救助活動など社会的貢献が顕著な行為
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