月刊金融ジャーナル2024.7
月刊金融ジャーナル2024.7
『顔』
金融経済教育推進機構(J-FLEC) 安藤 聡 理事長
『サステナブルチャレンジ』
弘前市の観光まちづくりに挑戦 【プロクレアホールディングス】
第I特集 金融教育 資産運用立国が目指す姿
我が国の金融教育は、戦後の高度成長期を支えた貯蓄増強に始まり、社会構造や経済情勢の変化から2000年代以降は資産形成のフェーズに移行した。
時代とともに家族の在り方が変容し、身に付けるべき金融知識も多様化したが、一人ひとりが豊かな生活を実現するための「金融教育」の必要性は今も昔も変わっていない。
資産運用立国構想のもと、2024年は、新NISAの開始や金融経済教育推進機構(J-FLEC)の設立などが続き、金融教育の新たな局面を迎える1年として注目を集めよう。
金融リテラシーの向上で期待される効果や今後の課題、そして金融機関が果たす役割について考えていきたい。
- 期待と課題 金融リテラシー獲得によるプラスの効果
【東洋大学 宮村 健一郎】
- 金融ウェルビーイング 生活と金融つなぐ「相続教育」の機会拡大へ
【現代生活学研究所 上村 協子】【編集部】
- NISAの考察 新NISAのメリットと注意点
【合同会社フィンウェル研究所 野尻 哲史】
- 市場展望 好調な日本株が資産形成を後押し
【ニッセイ基礎研究所 原田 哲志】
第II特集 コンプライアンス 変わる価値観と職場
昭和、平成、令和。価値観は変化し、職場、働き方も多様になった。
コンプライアンスの意識も格段に高まり、そこに異を唱える人はいないだろう。
ただ、法令を「遵守」する影でなぜか息苦しさを感じる人もいる。
コンプライアンスが必要な理由。金融のフィールドを基点にその本質的な問題に向き合ってみたい。
- 価値観の変化 一橋ビジネススクール 楠木 建氏に聞く
「自分を棚に上げず、公私を区別する」【編集部】
- 不祥事を防ぐ 社会の要請に、組織はどう応えるか
【郷原総合コンプライアンス法律事務所 郷原 信郎】
- 働きづらさの正体 職場はもはや安全な場所ではない
【プリンシプル・コンサルティング・グループ 秋山 進】
- 現場の受け止め 現役ベテラン行員と探る
昭和、平成、令和で何が変わったか【編集部】
- 態勢整備の具体策 「 何をどこまで」金融機関は対応すべきか
【PwCアドバイザリー合同会社 土田 方義】
ランキング・特別資料 【編集部】
- 全国銀行の中小企業等貸出/消費者ローン/住宅ローン比率(2024年3月期)
- 地銀・第二地銀の決算主要指標(2024年3月期)
潮流
- 『SENSEreading 2024』
観光と地域は「共存できる」
【センスクリエイト総合研究所 藤原 裕之】
- 『AssetClass「アート」』
アートの流動性を支えるプレーヤー
【野村資本市場研究所 竹下 智】
- 『STOP 不正口座売買』
FATF会合 最新報告(下)
【カウリス 島津 敦好】
- 『世界の銀行から学ぶ〔ドイツ編〕』
伝統的な銀行とデジタル専業銀行の共存
【安留 義孝】
- 『おかねの文化人類学』
通貨下落で重宝された見通しがつく人間関係
【三重大学 深田 淳太郎】
ヒストリー
- 『あの日あの時』
「相互扶助」という約束
【浜松いわた信用金庫 会長 御室 健一郎】
- 『ニッポンの探訪金融史』
樋口 一葉
【青山学院大学 落合 功】
TOPIC
- さらに激化するポイント市場
【野村総合研究所 冨田 勝己】
第一線
- 『支店経営アラカルト』
金利引き上げ交渉と重大リスク事象
- 『地域産業を興す』 富山県・石川県・福井県
北陸新幹線敦賀開業がもたらすインパクト
【富山国際大学 大谷 友男】
- 『中小企業支援ケーススタディ2024』
中堅・中小成長投資補助金の概要と注意点
【エフアンドエム】
LESSON
- 『銀行 人事戦略の核心』
脱年功序列を実現するために
【大和総研 小林 一樹】
- 『年金の真実』
家族の在り方の変化と公的年金保険
【大妻女子大学短期大学部 玉木 伸介】
- 『国債のキホン』
国債保有構造と金利上昇
【駒澤大学 代田 純】
オピニオン
- 『今日の問題』 「障害者法定雇用率の引き上げ」
多様なメンバーが組織に貢献できる環境を
【法政大学 眞保 智子】
地域とともに
第274回
十六フィナンシャルグループ 池田 直樹 社長に聞く
持ち株会社生かし事業領域拡大
特別インタビュー
- 全国津々浦々に教育機会広げる
認定アドバイザーを1000人体制に
【金融経済教育推進機構(J-FLEC) 安藤 聡 理事長】
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その他
- 『ブック・レビュー』
- 『学会だより』日本金融学会2024年度春季大会
- 『申し込みのご案内』
- 『バックナンバー』(2024年1月~6月)
- 『クリエート』
物流危機の本番はこれから
- 『次号予告』
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