月刊金融ジャーナル2024.9
月刊金融ジャーナル2024.9
『顔』
日本弁護士連合会 渕上 玲子 会長
『サステナブルチャレンジ』
地域とスタートアップの架け橋に 【山口フィナンシャルグループ】
第I特集 本人確認 最新の動向と対策
FATFの第5次対日相互審査が近づく中、金融機関のマネーロンダリング及びテロ資金供与対策(AML/CFT)の重要性が増している。その基盤となるのが継続的顧客管理の徹底であり、本人確認の実効性確保だ。
違法な口座売買など、金融の安全性を脅かす事例は残念ながら多発している。
政府により、本人確認のインフラストラクチャーとして、公的個人認証(JPKI)の活用が進められるなか、金融機関の本人確認作業を万全なものにするための要諦はどこにあるのか。事例を踏まえつつ、最新の動向と対策を見ていきたい。
- 現状と課題 マネロン対策における本人確認の重要性
【西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 有吉 尚哉/水井 大】
- 求められる施策 犯罪対策にデータや技術の活用を
【KPMG FAS 萩原 卓見】
- 本人確認の現在地 TRUSTDOCK 千葉 孝浩 代表取締役に聞く
スマホでICチップを読み込む行為の定着【編集部】
- 生活基盤 街づくりにおけるオープンバンキングの可能性
【デロイト トーマツ ベンチャーサポート 濵 ミエ】
- 国内外の動向 xID 日下 光 CEOに聞く
JPKI活用で金融DXの再構築が可能【編集部】
- 事例紹介 サムポローニア
登記手続きの“完全オンライン化”実現【編集部】
第II特集 金利×銀行ビジネス 実務への影響を探る
「金利のある世界」。日本銀行の金融政策が転換し、ついに金利のある世界が復活した。
長く続いた低金利環境の変化は預貸金、運用、資産形成、その他、様々な分野に波及している。株式市場は一時、大きく変動し、為替も不安定な動きを見せる。
多くの金融機関行職員が金利との新たな関わりを求められる中、実務にはどんな影響があるのか。
「金利×銀行ビジネス」。そのリアルな課題に迫ってみたい。
- 金利上昇どこまで 日銀は政策金利を1%へ引き上げるか
【第一生命経済研究所 熊野 英生】
金利のある世界
- ×預金 【(株)日本総合研究所 谷口 栄治】
- ×貸し出し 【東京商工リサーチ 坂田 芳博】
- ×有価証券運用 【日本資産運用基盤グループ 白瀧 俊之】
- ×資産形成支援 【日興アセットマネジメント 今福 啓之】
ランキング・特別資料 【編集部】
- ランキング 地銀・第二地銀の収益性・健全性指標(2024年3月期)
福岡銀行が総合首位の座を獲得【解説:マリブジャパン 高橋 克英】
- 特別資料 金融機関の新任トップ(2023年7月~ 2024年6月末)
【訂正】金融ジャーナル2024年9月号118頁の「金融機関の新任トップ」において、東日本銀行の助川和浩頭取の紹介が漏れていました。お詫びの上、10月号にて掲載させていただきます。
潮流
- 『SENSEreading 2024』
孤独問題解決の“切り札”コミュニティーナース
【センスクリエイト総合研究所 藤原 裕之】
- 『AssetClass「アート」』
アート担保融資の最新潮流
【野村資本市場研究所 竹下 智】
- 『世界の銀行から学ぶ〔イタリア編〕』
世界最古の銀行や“倫理”重視の銀行も存在
【安留 義孝】
- 『おかねの文化人類学』
貝貨の投資と貯蓄
【三重大学 深田 淳太郎】
ヒストリー
- 『あの日あの時』
忘れられない「ふぐ料理」
【旭川信用金庫 理事長 武田 智明】
- 『ニッポンの探訪金融史』
夏目 漱石
【青山学院大学 落合 功】
第一線
- 『支店経営アラカルト』
“将来を託すことが出来る人”を育てる責務
- 『地域産業を興す』 北海道
地域の魅力詰め込んだ日帰りツアーを企画
【北洋銀行 高橋 智之】
- 『中小企業支援ケーススタディ2024』
経営サポート会議の活用
【エフアンドエム】
LESSON
- 『銀行 人事戦略の核心』
銀行の未来をつくる報酬制度とは
【大和総研 小林 一樹】
- 『年金の真実』
働き方の「適合」に見る破綻“しない”年金制度
【大妻女子大学短期大学部 玉木 伸介】
- 『国債のキホン』
国債オペと日銀の財務
【駒澤大学 代田 純】
オピニオン
- 『今日の問題』 「企業スポーツ」
プロ化時代の企業スポーツ経営の考え方【一橋大学 中村 英仁】
地域とともに
第276回
第四北越フィナンシャルグループ 殖栗 道郎 社長に聞く
第三次中計、「一志勇躍」を期す
特別インタビュー
- 男女共同参画推進へ責任果たす
女性弁護士の積極的な登用・活用を
【日本弁護士連合会 渕上 玲子 会長】
その他
- 『ブック・レビュー』
- 『申し込みのご案内』
- 『バックナンバー』(2024年3月~8月)
- 『クリエート』
外国人人口の増加が示すもの
- 『次号予告』
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