2024年7月26日号3面 大手行、個人評価「脱・画一」へ、三井住友銀行・専門性も重視

大手行で、行員の画一的な評価方法を見直す動きが広がっている。三井住友銀行は2026年1月をめどに導入する新人事制度で、業務領域ごとの「専門性発揮行動」を評価軸の一つに加える方向。みずほフィナンシャルグループ(FG)は24年度、社員をランク付けせず目標に対し上司が随時フィードバックを行う「ノーレーティング」を導入。社員とマネージャーが課題をともに考え、個人の成長を目指した対話を後押しする。三菱UFJ信託銀行は24年度、デジタルなど3領域で独自の評価基準を採用し、専門性を評価する。
三井住友銀の現行の人事制度は、…
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