月刊金融ジャーナル2023.1
『顔』
ローソン 竹増 貞信 代表取締役社長
『サステナブルチャレンジ』
海岸や港の清掃活動を展開 【しずおか焼津信用金庫】
100歳まで生きる時代が到来しようとしている。
それは人々のライフプランを変化させ、社会インフラにシフトチェンジを迫る。
年金、医療、介護、そして金融は人生100年の備えができているか。
刻々と変化する社会。そして2050年の未来は、どんな世界が想像できるだろう。
2023年新春総特集は、長寿と金融のこれからに迫っていきたい。
高齢化の進展は、企業活動にも大きな影響を与えている。100歳まで生きる時代を迎え、高齢期も現役として社会を支える役割が求められる中、人々の生活はどう変化し、企業はそれにどう対応しようとしているのか。
総特集Part Iでは、国内外に約2万店舗のネットワークを有し、毎日約1000万人が来店するローソンの竹増貞信社長にインタビューを試みた。
コンビニエンスストアという、市井の人の生活に直結するサービスを展開する同社では、超高齢社会にどう対応し、サステナブルな戦略を構築しようとしているのか。
グループ傘下のローソン銀行の戦略も含め、長寿社会と企業のこれからをひも解いていきたい。
人生100年時代の到来は、これまでのライフプランの常識を大きく覆すインパクトを持つ。長寿社会に直面する人々は、自らの人生設計にあたり、何を捉え、どう準備していくべきなのか。
生活の基盤となる社会保障制度にも、少子化と高齢化がもたらす財源と給付への影響を明らかにし、将来に向けた持続性を確保すべく制度改正が求められる。
政府も、貯蓄から投資へのシフトに向け「資産所得倍増プラン」を推し進めており、NISA拡充やiDeCo改革など、預貯金を資産運用に誘導する改革を進めている。
そこでは金融リテラシーの向上が、改めて問われていくだろう。
総特集Part IIでは、ライフプランを切り口に、人生100年時代に必要な視点を、識者とともに探っていきたい。
現在(2023年)から約30年後の「2050年の未来」。
私たちの暮らしや社会はどのようになっているのだろうか。昭和から平成、そして令和と時代が移ろいゆくなか、私たちは社会における様々な変化を体験してきた。この先の未来にも数多くの変化(新たな世界)が待ち受けているに違いない。未来予測は、ある程度予測が可能なものと予測不可能なもの(人の価値観等)とあるが、様々な未来予測調査等のデータや情報をもとに、2050年に焦点を当てながら、可能な限りその未来の姿を見ていくことにしよう。
地銀・第二地銀と都道府県別の預貸率 (2022年3月期)
トップは熊本銀行の114.7%
第256回
ちゅうぎんフィナンシャルグループ 加藤 貞則 社長に聞く
持ち株会社体制で業務軸を拡大
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