2018年9月7日号8面 信金界、自治体向け貸出が増加、10年で2倍/5.5兆円
構成比、建設業を上回る
信用金庫界で、地方自治体向けの貸出金増加が続いている。2017年度末残高は、16年度比1640億円（3％）増の5兆5511億円になった。97年度の調査以降増加が続いており、この10年間で倍増。業種別構成比は、建設業の7％を上回った。与信リスクが比較的少ない自治体への推進を強める信金は増えるとみられる。また、中長期的な関係強化を目的に取引を始めるケースもある。
自治体向け貸出金残高は97年度の1兆円以降……
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