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2026年7月31日号1面 銀行界、“貸しっぱなし”リスク浮上、「当座貸越」利用が拡大

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国内銀行の当座貸越残高

 銀行界で、利用残高の膨らむ当座貸越の期中管理の重みが増している。物価高や人件費上昇で企業の運転資金ニーズが強まる中、経営環境の変化に事業構造の転換が追いつかず、資金繰りに窮する先が目立ち始めているためだ。日本銀行の統計によると、国内銀行の当座貸越残高は5月末時点で82兆円に上り、前年同月から約7兆円(10%)増加。5年前の2021年5月末と比べると、約20兆円拡大した。

 当座貸越は、主に2種類ある。「一般当座貸越」は、当座預金口座と連動し、同口座残高を超えて支払いが生じた際、あらかじめ設けた融資枠(極度額)の範囲内で資金を自動的に融通する。もう一つの「特殊(特別・専用)当座貸越」は…


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