2020年12月18日号18面 金融労組この1年、コロナ対応であり方模索
ベア要求見送りが増加
金融労組の2020年は、新型コロナウイルスによって組合活動のあり方を問われる一年となった。また、業績の厳しさや新型コロナの状況を考慮し、定例給与を引き上げるベースアップ(ベア)要求の見送りが相次いだ。21年春の労使交渉は「新型コロナの業績への影響が大きく、社会的な状況を考えても要求根拠は弱まっている」(メガバンク従組)との見方が強く、慎重な判断が広がりそうだ。
20年春の労使交渉は、三菱UFJ銀行従業員組合が一律の「ベア要求」をやめ、…
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