2025年6月13日号18面 伊予銀行郡中支店、米歯ブラシ開発で伴走、原材料確保に休耕地活用

【高松】伊予銀行郡中支店(森本吉徳支店長=行員34人うち営業担当9人)は、地元企業への伴走支援の取り組みで存在感を発揮している。山陽物産(愛媛県伊予市)の事例では戦略策定から携わり、米を使用したエコ素材歯ブラシの開発を支えた。原材料の確保では地元農業法人の紹介を通じて休耕地の活用を見いだすなど、持続可能な地域づくりへの貢献でも注目されている。
ホテルアメニティーの製造を手掛ける同社は、ホテル業界で二十数%のシェアを持つ。旧来からハンドル部分に廃棄米などを35%配合した歯ブラシを販売し…
【写真】(上)山陽物産の武内英治社長(右)と打ち合わせをする森本吉徳支店長(中央)と日野和行課長(5月29日、山陽物産)。(下)休耕地で資源米収穫を手伝った森本吉徳支店長(中段左から3人目)と日野和行課長(同2人目、2024年10月、伊予銀行提供)
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