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2023年1月13日号2面 特集 気候変動対応の要「金融」 影響力強まるかGFANZ 

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 GHG排出量把握がネック
 2015年に採択されたパリ協定で、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べて1.5度以内に抑制する目標が掲げられた。世界的に温室効果ガス(GHG)排出量を削減する取り組みが進むなか、21年11月には有志の金融機関による民間組織「GFANZ」(ジーファンズ=ネットゼロに向けたグラスゴー金融連合)が発足した。加盟先には50年までにネットゼロの達成を求めており、投融資先のGHG排出量の把握が欠かせない。加盟するメガバンクは取引の中心が大企業のため、比較的早い段階で把握できる見通しだ。他方、地域銀行は加盟していなくても、政府が50年までにネットゼロの実現を目指しており、同様の水準を求められるとの見方がある。地域銀の先進的な取り組みをみた。
 猛暑、干ばつ、豪雨、洪水など自然災害が世界的に頻発する傾向にあり、その被害規模は年々深刻になっている。こうした災害は地球温暖化によって引き起こされており…


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