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2025年1月17日号15面 特集 中国地区4地銀、脱炭素先行地域支える

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中国銀行が支援する西粟倉村は、外部評価委員が太陽光発電設備設置の課題や住民への周知活動を話し合う(西粟倉村役場)

 “金融の力”でモデル確立へ
 【広島】2030年度までに自治体の民生部門の電力消費に伴う二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを目指して、環境省が選定する「脱炭素先行地域」。2024年9月、中国地区唯一の空白地だった広島県で東広島市が採択された。全国で81地域が選ばれるなか、地方銀行が地域の全県で1案件以上の提案をしているのは、中国地区のみだ。地域の脱炭素化モデルの確立に取り組む山陰合同銀行、中国銀行、広島銀行、山口銀行の狙いと特徴的な支援策を探った。

 ■地方創生、同時実現へ
 「脱炭素で地方創生を成し遂げたい」。自治体を後押しする4行は、共通の熱い思いを持つ。取り組みが進めば、(1)CO2削減を起点とした地域の発展・ブランド確立(2)関係人口の創出(3)エネルギーの地産地消による域外への資金流出防止――などが見込めるからだ。全国に先駆けたモデルとなることで…

 【写真】中国銀行が支援する西粟倉村は、外部評価委員が太陽光発電設備設置の課題や住民への周知活動を話し合う(西粟倉村役場)


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