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2023年11月3日号1面 定期預金が短期化、「1年未満」が全体の1/4、粘着性低下リスクも

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 銀行界で、顧客から受け入れる定期預金の「短期化」が加速している。日本銀行の統計によると、預入期間が「1年に満たない」定期預金の8月末残高(国内銀行ベース)は前年同月比8兆円(18.5%)増加し、52兆円を超えた。一方、残高シェアの最も大きい「1年以上2年未満」は同3兆円(2.9%)減少し、105兆円になった。金利先高観を受け、高金利の短期商品を前面に出したマーケティング戦略などが定期預金の内訳変化を促しているとみられる。
 預入期間別にみた同統計では、“短い定期”の存在感が高まる。「1カ月以上1年未満」の割合は…


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