「ニッキンONLINE」創刊!
 
HOME > 「ニッキン」最新号から > 預金 > 2024年5月17日号8面 特集 【検証】預金金利引き上げの裏側、改定作業に混乱も

2024年5月17日号8面 特集 【検証】預金金利引き上げの裏側、改定作業に混乱も

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
普通預金金利の主な改定日

 “追随率”が収益回復のカギ
 日本銀行のマイナス金利解除に伴って、民間金融機関の預金金利が再び動き始めた。3月21日に先陣を切って三菱UFJ銀行が17年ぶりとなる普通預金金利の引き上げに動いてから1カ月半が過ぎた。これまでに、地方銀行・第二地方銀行の全99行のうち東京スター銀行を除く98行が追随した。各金融機関が引き上げを検討する過程では他の金融機関の動きをにらみながら、発表や実施のタイミングを巡って、さまざまな駆け引きがあった。その裏側を検証し、今後の課題を探った。

 ■他行の動向見極め公表
 日銀がマイナス金利解除を公表した3月19日の夕方。三菱UFJ銀は年0.001%だった普通預金金利を…


ニッキンのお申し込み

ご購読のお申し込みは、インターネット・FAXで受付けしております。

申込用紙をFAX(03-3262-2838)またはお近くのニッキン支社・局までお送りください。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事