2018年8月3日号3面 公取委、長崎の地銀再編で、統合審査・最終判断へ

借り換え1000億円規模
公正取引委員会は長崎県の地方銀行の再編を巡る統合審査の最終判断に向け調整に入る。親和銀行を傘下に置くふくおかフィナンシャルグループと十八銀行の長崎県内の貸出シェアが7割を超え、競争環境への懸念から問題解消措置を求めていた。だが、両社による他金融機関への借り換え要請が一定規模に達し、公取委は両社から提出される正式な措置の提案を待って最終判断する。基本合意から2年半に及んだ審査が決着する。今夏に承認されれば、2019年4月に統合できる見通しだ。
統合後に貸出シェアが……
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