2026年3月27日号15面 特集 北海道のGX金融特区、産官学連携し投融資加速

【札幌】洋上風力をはじめとする再生可能エネルギーの潜在力が国内随一とされる北海道で、グリーントランスフォーメーション(GX)産業の集積を推進する機運が高まっている。2023年4月の主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境大臣会合の札幌開催を機に、北海道と札幌市が「脱炭素社会の未来を拓く北海道・札幌宣言」を発表してから3年が経過。AI(人工知能)の普及で電力需要が急増し、エネルギー安全保障が国家的な課題として浮上していることも背景にある。北海道・札幌市は2024年6月に政府から「GX金融・資産運用特区」に指定され、10年間で最大40兆円の関連投資を呼び込む計画。道内金融界は産学官と連携し、札幌市にGX関連の資金や企業が集まる「アジア・世界の金融センター」の実現を後押しする。
■21機関で協議体発足
北海道の魅力は、人口約200万人を抱える道庁所在地・札幌市の近くに豊かな自然が広がり、再エネで生産した電力の地産地消に…
【写真】GXファンドへの出資を表明した(左から)兼間祐二・北海道銀行頭取、阿部修平・スパークス・グループ社長、秋元克広・札幌市長、津山博恒・北洋銀行頭取(2025年11月25日、京王プラザホテル札幌)
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