2025年12月19日号5面 肥後銀行、進む監査DX、データ連携で不正抑止

【福岡】肥後銀行は、九州フィナンシャルグループ(FG)傘下の九州デジタルソリューションズ(KDS)と内部監査の効率化と高度化に取り組む。独自開発のシステムで計画策定時間を大幅に削減したほか、監査に必要な行内データの連携を実現。金融界で監査の実効性が問われるなか、他行への外販も進める。
肥後銀行は2019年、行内データを網羅的に活用し、リスクベースで監査資源を投入する体制を志向。KDSとシステム開発し、監査業務を一元的に行えるシステム「GRCT」を稼働した。
特に効率化したのが…
【写真】監査の課題について情報交換する比江嶋祐加検査役代理(右)とKDSの松本祥治グループ長(11月11日、肥後銀行本店)
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