2024年2月9日号16面 金融界の賃上げ、労組がベア3%要求議論、春闘本格化前に早期表明
金融界では、2024年春闘の本格化前から賃上げを表明する動きが目立っている。横浜銀行は、24年度の人事制度改定により3.2%相当のベースアップを実施する方針で労使協議をスタートする。茨城県信用組合は24年度、定期昇給を含む約3.9%の賃上げを決めた。一方で、労働組合は3%前後のベア獲得に向けた議論も進んでいる。
大手企業の春闘は2月に開始し3月中に終結するのが一般的だが、金融界は3月以降に始めるケースが多い。24年春闘は初任給の引き上げなどに伴い、…
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