2020年9月4日号3面 安倍首相が辞任 金融界は「安定」評価、外交懸念する声も
安倍晋三首相は8月28日、持病の潰瘍(かいよう)性大腸炎の悪化を理由に辞任表明した。2012年12月、二度目の首相就任から7年8カ月続いた「憲政史上最長の政権」が幕を下ろす。金融界からは「長期にわたり継続した政策が実施できたことは大きかった」(メガバンク首脳)などの声が上がった。
7月中旬から体調に異変が生じたという安倍首相は「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断した」と述べ…
【写真】「志半ばで職を去ることは断腸の思い」と国民に釈明し、頭を下げた(8月28日、首相官邸)
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