2018年1月1日号9面　特集　信金・信組、本格化する創業支援、新たな企業育み、地域へ活力

取引先支援信組信金

　信用金庫と信用組合が、創業支援を積極化している。信金界の2016年度の創業・新事業支援貸出は15年度比2.7倍の2561億円。件数も倍の1万7102件となった。17年度は、信組界も含めて16年度を上回るペースで推移している。

　信金・信組は、自治体など外部との連携により創業前と創業後の両面で支援態勢を充実。北海道では、旭川信用金庫（北海道、原田直彦理事長）が核となり自治体や商工会議所と立ち上げた「旭川しんきん開業応援団」が成果をあげる。浜松信用金庫（浜松市、御室健一郎理事長）は、ビジネスプランコンテスト「はましんチャレンジゲート」を実施。関東信用金庫協会は「創業支援事例コンテスト」を開催し、好事例を共有している。

　こうしたなか、新たな創業支援として注目されているのが「地域クラウド交流会」。起業家は……

東濃信用金庫の定員20人の「とうしん創業塾」では創業に関する基礎スキルの習得を支援（とうしん学びの丘“エール”）＜ニッキン18年1月1日号9面＞

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