大手信金の業種別貸出金残高・構成比 (2024年9月末)
業種別の貸出金最多は「個人」向けの13兆2,686億円
「不動産業」構成比は東京シティ信金の53.4%が最高
大手信金の業種別貸出金残高・構成比を2024年9月末ディスクロージャー誌等で調査した。対象は原則、2024年10月末の預金積金残高が5,000億円以上の信金。業種別の貸出金残高は72信金が開示、14信金は業種別貸出金の構成比のみ開示している。
72信金合計の貸出金残高(49兆9,958億円)を業種別に見ると、最も残高が大きいのは住宅ローンなどを含む「個人」向けの貸出金で13兆2,686億円。貸出金合計に占める割合(貸出金残高構成比)は26.5%だった。これに、11兆6,857億円の「不動産業」向け(貸出金残高構成比は23.4%)、5兆5,440億円の「各種サービス業」向け(同11.1%)が続く。以下、4兆3,762億円の「製造業」向け(同8.8%)、4兆2,339億円の「建設業」向け(同8.5%)、4兆1,052億円の「卸売・小売業」向け(同8.2%)という順。
主な掲載項目:製造業、建設業、運輸・郵便業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業、各種サービス業、地公体等、個人、貸出金残高(単位:百万円、%)
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