ニッキン抄 2026.10.9
この季節にスーパーでキラリと光を放つサンマ。秋の旬の代表格だが、価格はかつてのように庶民の味方から程遠い。それが今年はひときわ高く、鮮魚コーナーに1尾400円とあった▼水産庁は今年のサンマ漁期(8~12月、道東から常磐海域)の来遊量について昨年の水準を下回ると予測。サイズも小ぶりだという。もはや高根の花となりつつあるサンマは、今のところわが家の食卓にあがる予定はなさそう▼サンマだけではない。味覚ならぬ「値上げの秋」の様相。帝国データバンクによれば10月の飲食料品の値上げは合計3153品目。個人的に酒税率変更で発泡酒やチューハイの値上げが気になる。一方でビールの値下げは朗報▼10月11日は「目黒のさんま祭」が開かれる。落語では無知な殿様が海のない目黒のサンマが一番うまいと言ってオチとなる。現代ならどうか。その値段をみて、「それはいかん、サンマは安いに限る」。2026.10.9
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