2026年10月30日号8面 特集 首都圏信金の預金防衛戦、相続資産 次世代につなぐ

地方から都市部への預金集中が続く一方で、首都圏の信用金庫は一段と激しさを増す資金争奪の渦中にある。他業態への資産流出額をどこまで正確につかみ、本気で防ぐのか。地域に根差す信金の強みを発揮してユーザーインターフェース(顧客接点)を深化させ、資産流出阻止に立ち向かう戦略の現在地に迫る。
■歩留まり率「見える化」
巣鴨信用金庫は、相続預金の流出防止を2026年度の重点施策とし、組織横断で対策に本腰を入れる。2025年度は相続に伴う支払額378億円のうち189億円が流出した。2026年9月末時点の歩留まり率も約50%にとどまり…
【写真】相談内容に合わせて対応する巣鴨信金本部の相続サポートセンターの職員(10月20日、巣鴨信金)
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