2018年5月11日号16面 主要証券15社の2018年3月期決算、株式や投信の取引拡大

大和など9社、増収増益
主要証券会社15社の2018年3月期決算がまとまった。17年度の株式市場は期初こそ地政学リスクの高まりから軟調な展開が続いたが、好調な世界経済を背景に平均株価がバブル崩壊後の最高値まで上昇するなど活況を呈した。個人投資家の取引拡大で、大和証券グループ(G)本社など9社が前年同期比増収増益を確保。一方、三菱UFJ証券ホールディングス(HD)とみずほ証券はグループ企業が連結対象から外れたこともあり減収減益、野村HDは米州での引当金計上で増収減益となった。
野村HDは、営業部門とアセットマネジメント部門が好調。営業部門は……
【写真】4期ぶりの増収増益となった大和証券グループ本社の小松幹太CFO(左、4月27日)
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