2019年8月2日号3面 3メガバンク・大手損保、貿易書類共有し効率化、2020年度から実用
銀行作業、最大4割減
3メガバンクや大手損害保険会社が参加する企業連合は、貿易手続きの効率化へ関係者間で書類を共有する基盤システムの実用化に踏み切る。2月から3月にかけて実施した官民による実証結果を踏まえて判断した。2020年度から本格稼働させる。貿易書類の電子化が進み、内部作業を自動化できれば銀行は現在より最大4割の業務時間を短縮できる見込みだ。政府が17年に貿易手続き効率化へ官民協議会を立ち上げるなど、取り組みを後押ししていた。
新システムはNTTデータが3メガバンクや大手損保、商社、船会社、物流会社などで構成する企業連合と…
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