2019年12月20日号5面 損保界、不正請求対策を高度化、AIや専門人材活用
損保協は情報共有制度も
損害保険界が、人工知能(AI)を活用したシステム導入や専門チームを通じ、保険金の不正請求対策を高度化している。「犯罪の組織化や手口の巧妙化が進んできた」(日本損害保険協会)ことが背景にある。交通事故を装った保険金詐欺被害だけで年間3億円を超え、損保協も警察との連携強化や情報共有を進めるなど、業界をあげて対応を急ぐ。
保険金詐欺は世界的な課題。ニッセイ基礎研究所によると、米国では毎年、…
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