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2020年1月10日号13面 特集 中央銀行の研究加速、動きだすデジタル通貨

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店先に掲示された試験運用中のカンボジアのCBDC「Bakong」のステッカー(2019年7月、プノンペン)

 米フェイスブック主導のステーブルコイン「リブラ」の発表を機に、各国でブロックチェーンなど新技術を活用した「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」の研究が加速している。国際決済銀行(BIS)の調査によると、回答した中銀63行のうち7割以上がCBDCに関する調査や研究、実験などを行っている。発行方法・形態は複数検討されており、各中銀の狙いもさまざま。既存の金融システムにも影響を与えるCBDCの動向を探った。

 ■中央銀行デジタル通貨(CBDC:CentralBank Digital Currency)
 (1)デジタル化されている(2)円などの法定通貨建て(3)中銀の債務として発行される――の3点を満たす通貨。

 【写真】店先に掲示された試験運用中のカンボジアのCBDC「Bakong」のステッカー(2019年7月、プノンペン)


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