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2022年1月1日号7面 特集 オルタナデータに注目、新価値創出へ活用機運

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オルタナデータから得られる洞察について議論するナウキャストの辻中社長(右奥)とメンバー(2021年12月2日)

 「POSデータを活用し、四半期開示に先立って企業動向を予測」「スマートフォンの位置情報から工場に出入りする作業員数を計測し、稼働率を判断」――。こうした新手法を用いて、金融機関が新しい洞察を得ようとしている。主役となるのは「オルタナティブデータ」だ。決算情報など、伝統的に分析されてきた情報の「代替物」(オルタナティブ)となる非伝統的なデータの総称である。海外で先行する利活用に向けた動きが、国内でも注目され始めている。

 ■海外で9割超活用
 気象情報やPOS売り上げデータ、記者会見の動画、カード利用状況、衛星写真など、…

【写真】オルタナデータから得られる洞察について議論するナウキャストの辻中社長(右奥)とメンバー(2021年12月2日)


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