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2019年1月11日号5面 特集 長期化する異次元金融緩和、弊害懸念も遠い出口

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「物価は2%に向けて上昇していく」と話す黒田総裁(2018年12月20日の決定会合)

 日本銀行の強力な金融緩和の副作用が無視できなくなっている。国債の大規模購入の長期継続による市場金利低下で、金融機関収益の下押し圧力が増している。2019年は、異次元緩和導入から6年、マイナス金利導入から3年が経過するが、2%の物価安定目標の実現は依然見通せず、緩和の出口は遠い。超低金利環境の長期化は、日本経済にとって弊害になりかねず、物価目標や金利引き上げを含めた政策見直しが急がれる。

 【写真】「物価は2%に向けて上昇していく」と話す黒田総裁(2018年12月20日の決定会合)


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