2018年6月29日号16面 金融庁20年、再び迎える転換期、自己変革し「育成庁」に

金融庁は6月22日、前身の金融監督庁発足から20年を迎えた。当初は失墜した信頼回復を目指し、バブル崩壊で積み上がった不良債権処理にまい進。度重なる金融界の不祥事に業務改善命令を連発し、「金融処分庁」と揶揄(やゆ)された時期もあった。ようやく訪れた平時もつかの間、フィンテックの台頭などにより金融行政は再び大きな転換期を迎えている。
金融行政を大蔵省から分離し……
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