2024年6月7日号8面 鹿児島銀行の畜産事業者支援、関連事業者とチーム組成、ABL残高383億円
【鹿児島】鹿児島銀行は、地域の基幹産業である農畜産業の活性化と融資拡大に取り組む。2003年に、農畜産業を活性化させることで食品加工など2次産業、流通や飲食など3次産業まで幅広く盛り上げる「アグリクラスター構想」を提唱してから約20年。2023年度末のアグリクラスター関連融資残高は942億円(2013年度末比170億円増)で、同行の建設業向け融資に匹敵する額まで増えた。鹿児島県の農業産出額はこの10年で約1千億円伸びており、農業の成長を後押ししてきた結果が融資残高の増加につながっている。
■出荷成績向上へ協働
コンサルティングなどさまざまな支援を展開するが、特に注力するのは畜産事業者とその取引先の関係性を強化し…
【写真】(左から)取引先の千春畜産の深野明輝社長、従業員、鹿児島行アグリ事業開発室の竹俊彦副調査役、宮崎支店の堂薗良輔主任(5月22日、宮崎県えびの市)
ニッキンのお申し込み
ご購読のお申し込みは、インターネット・FAXで受付けしております。
申込用紙をFAX(03-3262-2838)またはお近くのニッキン支社・局までお送りください。