2024年2月12日号
ニッキンレポート2024年2月12日号（毎週月曜日発行）
決算分析
大手信金の業種別貸出金残高・構成比
（2023年９月末）
業種別の貸出金最多は個人向けの14兆6,548億円
不動産業構成比は東京シティ信用金庫の52.6％が最高
大手信金の業種別貸出金残高・構成比を2023年９月末ディスクロージャー誌等で調査した。対象は24年１月31日時点でホームページ上に23年９月末の業種別貸出金残高を公表する大手84信金（23年９月末預金積金残高5,000億円以上）。
84信金合計の23年９月末の貸出金残高は55兆2,436億円となった。貸出金残高のトップは京都中央信用金庫の３兆2,740億円。業種別ごとに合計した貸出金残高（非公表機関を除く）の合計金額が最も多かったのが、個人向けで14兆6,548億円、不動産業が12兆5,340億円で続き、２業種が10兆円を超えた。
主な掲載項目：製造業、建設業、運輸・郵便業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業、各種サービス業、地公体等、個人、貸出金残高（単位：百万円、％）
| 業種別不良債権残高・比率 （全国銀行 2023年９月末） |
76行合計「製造業」「建設業」「その他」で増加 「各種サービス業」不良債権比率、６行で10％台 主な掲載項目：＜残高＞製造業、建設業、運輸業・郵便業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業・物品賃貸業、各種サービス業、その他、不良債権残高（単位：百万円）、 ＜残高比率＞製造業、建設業、運輸業・郵便業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業・物品賃貸業、各種サービス業、その他（単位：％、ポイント） |
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経営情報
| 有識者にタイムリーなテーマについて聞く 地域銀行の有価証券運用と格付けの視点（上） |
外債及び円債運用の現状とリスク 日本格付研究所 大石剛 木谷道哉 |
|---|---|
| マイカーローン・キャンペーン （地域銀行 2024年１月調査） |
ふくおかＦＧ３行、固定1.50％で提供 三十三銀行、デジタルギフト3,000円分贈呈 |
| 信金の定積契約高比率ランキング | （上位120信金・2023年12月末） 主な掲載項目：順位、定積契約高比率(B/A)、同残高比率(C/A)、同鮮度率(C/B)、同当月末契約高(B)、同当月末残高(C)、預金・積金当月末残高(A)（単位：％、百万円） |
| 住宅ローン金利 | （2024年２月） 主な掲載項目：改定日、1・2・3・5・7・10・15・20年、キャップ付10年・全期間、フラット20・35・50（単位：％） |
保険情報
| 『ヒトの輪』 窓販加入者の加入商品 |
ニッセイ基礎研究所 生活研究部 主任研究員 井上智紀 |
|---|---|
| 保険窓販情報 | 東濃信用金庫、Ｔ＆Ｄフィナンシャル生命保険、 ＰＧＦ生命保険、メットライフ生命保険 |
展望
新しい貸出ビジネスの開発に必要なもの
