ニッキン抄

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 「楽しみにしていた皆さんの分も撮りました」。先週、子供が通う中学校のPTAが送ってきたメールに安心した。卒業式の参列が制限された保護者のために、代表でビデオ撮影してくれたからだ▼新型コロナウイルスが今春、全国の学校で門出の風景を一変させた。規模の縮小や時間の短縮など異例ずくめが相次ぐ。とりわけ“寂しい卒業式”を際立たせているのが、気持ちを高ぶらせる校歌の中止だろう▼この事態に、子供たちの目線で300もの校歌を作った希代の作曲家も嘆いているはず。4月からのNHKテレビ小説「エール」主人公のモデルとなる古関裕而氏。全国信用金庫が連携し、同氏作曲の校歌を生徒に歌ってもらい、「よい仕事おこしフェア」で動画を披露する企画も進む▼古関メロディーには「オリンピック・マーチ」「栄冠は君に輝く」(夏の全国高校野球大会歌)など勇気づける曲が多い。イベントの縮小・中止の波を越え、響きわたってほしい。2020.3.20


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