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ニッキン抄 2020.12.11

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 例年、手帳の12月のページに必ずある“忘”の字が今年はない。秋口に早々と書き込んだ“忘”には「コロナが落ち着いてから新年会で」の連絡を受け、二重線を引いた▼それも実現するかどうか怪しい。金融団体が年明けに行う恒例の賀詞交歓会は中止になった。東京商工リサーチのアンケートでも大企業の93%、中小企業の87%が、忘年会・新年会を行わないと回答している▼金融機関の現場も同じだろう。春先から息つく間もなく取引先支援に追われ、せめて忘年会はと思っても、第3波が待ったをかける。かき入れ時の稼ぎを失う飲食店の応援も悩ましい。大人数の宴会はままならず、別の手だてが要る▼「忘」の字は「亡くす心」と書く。「心」を変形の立心偏にすれば、今年の金融界を象徴する「忙」になる。忙しさが本当に報われるのは、コロナ終息と経済回復が見えてから。年忘れではなく、翌年以降の希望を込める新様式の「望年会」を思い浮かべてみる。2020.12.11



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