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ニッキン抄 2023.8.18

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 「ゲリラ豪雨」の正体は、積乱雲による局地的な雨だという。もくもくとわき上がる入道雲は、積乱雲の俗称。坊主頭の大男に似た形状で、背が高く横幅は比較的狭い。その大男が真上にやってくると突然雨が降り出し、通り過ぎるとすぐにやむ▼この雲が夏に多いのは、強い日差しで上昇気流が起きやすいため。寿命は30分~1時間と短いが、連続で発生すると線状降水帯となり、集中豪雨をもたらす原因となる。危険な現象だが、現代の技術では「正確な予測は難しい」(「すごすぎる天気の図鑑」)▼天気は昔から理科の必須単元だが、金融教育は1年半前に高校で必修化されたばかり。新型コロナの5類移行で再開が相次ぐ子供向け金融教室の役割は小さくない▼金融の世界にも「上昇気流」や「百年に一度の嵐」が存在する。さて今後の予報はどうか。強気相場が続くとの見立てもあれば「雲行きが怪しい」という声もある。やはり予測は難しそうだ。2023.8.18


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