2025年11月28日号19面 伊予銀行、“水族館高校”地域で守る、住・食をサポート

【高松】水族館部で有名になった愛媛県立長浜高校(大洲市)。全国から生徒が集まるようになったことで定員割れによる同校の存続の危機は回避できたが、寮や食事場所といったハード面での整備が課題に。そこで伊予銀行の長浜支店が立ち上がり、銀行寮の提供にとどまらず、取引先ネットワークを駆使した空き家の紹介などに奔走。住・食といった問題解決に向けて、地域を巻き込んだ支援策を打ち出している。
■単身生79人の寮確保
同校がある旧長浜町は、人口が5千人程まで減少。生徒数の減少も続き、入学生徒数が定員の60人に満たない状況から分校化の危機にあった。そこで、特徴でもある水族館部を前面に押し出して全国から生徒を募集したことで打開する。ただ、今度は賃貸アパートが不足する事態となり…
【写真】伊予銀行が空き部屋を寮として提供する家族寮(11月6日)
ニッキンのお申し込み
ご購読のお申し込みは、インターネット・FAXで受付けしております。
申込用紙をFAX(03-3237-8124)またはお近くのニッキン支社・局までお送りください。


