2020年9月25日号16面 日本郵政G、規制緩和へ民間の視線厳しく、生保協・新商品開発に注文
信金は年金口座シフト危惧
民営化の進展とともに議論される日本郵政グループ(G)の規制緩和に対し、民間金融機関から厳しい視線が注がれている。郵政民営化委員会が9月2日までに集めた意見では、新商品開発を進めるかんぽ生命保険に、生命保険協会が「さらなる業務内容の拡大が議論されるのは時期尚早」と注文をつけた。高齢者の預金割合が高い協同組織金融機関は、日本郵便の年金口座獲得手当の増額を懸念する。
従前からかんぽ生命の業容拡大に懸念を示していた生保協が今回、…
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