2018年11月23日号4面 大手行5グループの2018年9月中間決算、純利益・2期連続増

顧客部門堅調も慎重姿勢
大手行5グループの2018年9月中間決算は、中間純利益の5社合計が前年同期比10.6%増の1兆6962億円で、2期連続の増益を確保した。一方、本業のもうけを示す実質業務純益は同0.2%減の1兆7825億円で、3期連続の減少。役務取引等利益の増加など顧客部門は堅調さをみせるものの、純利益の押し上げに寄与している貸倒引当金の戻入益は、今後は限定的とされる。各社は不透明化する世界経済の動向を注視しつつ、安定収益の確保に向けて慎重姿勢を崩さない。
中間純利益は5社すべてが増益。実質業純は……
【写真】決算発表するみずほFGの坂井社長(11月14日、日銀)
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