2019年7月12日号6面 地域銀行、外国人持ち株比率が低下、スルガ銀行は33%から15%に

上昇基調にあった地域銀行の外国人持ち株比率が低下に転じた。同比率が20%超の上場地域銀・グループ(G)は2018年3月末に16行・Gだったが、19年3月末は12行・Gに減少した。外国人は18年度、景気の先行き不透明感などから日本株を売り越しており、地域銀株もその対象となったもよう。組織的不正が発覚したスルガ銀行は19年3月末に15%となり、前年の33%から急低下した。
各行が公表した最新の有価証券報告書を調べた。株式の所有者に占める…
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