2020年6月12日号3面 大手生保 賃貸料収入減少を想定、支払い猶予や減額対応
不動産戦略に変化も
大手生命保険各社は、2020年度の不動産賃貸料収入の減少を想定する。新型コロナウイルス感染拡大で、保有するオフィスビルや商業ビルに入居するテナントの経営が厳しくなっており、賃貸料の支払い猶予や減額などに柔軟に対応しているため。ある生保では「とくに商業施設テナントへの影響が大きい」という。また、新しい生活様式が定着すれば従来の広いオフィスは不要との指摘もあり、オフィス需要も読みにくくなっている。
生保各社は資産運用の一環で…
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