2022年6月3日号2面 実像 岐路の債券運用~金利が上がる時代~(上)「急旋回」のFRB、動けぬ邦銀

金融機関の有価証券運用が岐路に立たされている。海外の中央銀行がコロナ禍を受けた大規模金融緩和から「引き締め」にかじを切り、米FRB(連邦準備制度理事会)は利上げを加速。残高を積み上げてきた外国債券は価格低下(金利上昇)で含み損が急拡大しているためだ。超低金利環境下、収益を下支えしてきた債券運用が大きな下振れリスクに変わりつつある。「金利が上がる時代」の針路を探る。
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