2022年11月18日号3面 地域銀行・信金、ヘッジなし外債に暗雲、「円高」転換で評価損拡大へ
地域銀行や信用金庫が保有する「為替リスクヘッジなし外国債券」に暗雲が漂っている。今春からの急激な円安(米ドル高)局面では、外債の評価損が円換算による為替効果で軽減されたが、円高方向へ大きく振れた場合は軽減効果が薄れ、評価損が拡大する恐れがあるためだ。
外貨建て外債運用について、大手行などでは為替変動リスクを取らない「フルヘッジ(ヘッジ率100%)」が一般的。一方、地域金融機関では…
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